2009年04月23日

「プログレスは、文法の勉強をしにくい」とお思いのかたへ。

こんにちは。華岡です。

桐原書店の大学入試英語頻出問題総演習 (即戦ゼミ) という本をお使いになった親御さんもおいでかと思います。
昔も、今も、英文法の問題集としては定番だと思います。

プログレスをお使いのお子さんで、途中で文部科学省の認可の下りた教科書に移行する方もおいでだと思います。
その場合でも、ブック3まではお使いになる方が多いのではないかとも思います。
ブック3が終わるまでの期間ないしブック3を終えてしばらくの時期のお子さんにお勧めなのがWord Workoutです。
最初に、桐原のテキストの名前を挙げたのは、「プログレス版大学入試英語頻出問題総演習」ともいえる問題集だと思うからです。
ブック1やブック2を使われている方も、章ごとに問題を探していただければ、テキストの中で見落としがちな表現や単語の用法も確認できますし、類義語・反意語・派生語・同音異義語の一覧表もあるので、頭の整理もしやすいと思います。
それぞれの問題で、ブックの何の、何ページに載っている用法であるかも載っていますから、

ゴールデンウィークにおさらい、というのもお勧めです。



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posted by 華岡依音 at 17:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月22日

ゴールデンウィークの二十日間、何をする?

こんにちは。華岡です。

あわただしい四月も三分の二が終わり、来週の今日には
ゴールデンウィークが始まります。

毎年のように、
受験を終えて中学に入学した教え子ちゃんに、
「去年の今頃は、勉強ばかりしていたね」
と振ってみるのですが、
「え。そうだっけ?」
もしくは「そうだった、気もする〜」
といったコメントが返ってきます。

まあ、受験の後の日々のほうが、環境の変化が大きいですからね。
そんなものでしょう。

今年のゴールデンウィークはどうするか、
同じく教え子ちゃんたちに振ってみると、
そんなには遊び倒さないようです。
御親戚の所に遊びに行ったり、
初夏のお洋服を買いに行ったり、
のんびり体を休めたり。

ここでガツンと遊んで、疲れを出すことのないように、
時間を上手に使っていかれるようです。


中間テストもありますしね。





さて、そうした日々を目指して、今年も受験生の教え子ちゃんとの日々が始まっています。

ゴールデンウィークは、最後の遊ぶチャンス!と捉える方と、
今が勉強のチャンス!と捉える方がおいでです。
ご家庭の状況、お子さんの状況、さまざまなものを鑑みて、予定を立てていただければと思います。


そして、ゴールデンウィークの後に、
四谷大塚は組分けテスト、日能研はセンター模試、サピックスはサピックスオープンと、それぞれの大手塾が試験をぶつけてきます。




そこで納得のいく成績を残していくには、
算数では
「一つのものを、さまざまなとらえ方をして答えを導く」問題と仲良くなることです。
比と速さにしても平面図形にしても等積変形にしても、さまざまなとらえ方をしたところから「数値」と「割合もしくは比」が両方示されているところを見つけられれば、割ることで答えが出てきます。
国語では
「本文のジャンルごとの読み方を知る」ことだと思います。
ジャンルによって、どこに大切なことが書いてあるかが違いますから、
その違いをつかむための、本文の読み方を知ることです。
理科では
暗記が苦手なのか、計算が苦手なのかを見極めて、どちらかの一分野を決めて、克服する訓練をすることです。
社会では、
固有名詞の意味を理解して正しく書けるようにすることです。


すべてをクリアするのはとても難しいことだと思います。
いまあげたもののなかで、一つないし二つに取り組んでいくと、
これから二十日間で、できることは多いと思います。

教材については、国語以外は、今お持ちのものをお使いになるのがよろしいかと存じます。

国語は志望校の中1の国語のドリルがお勧めです。やる気が出た上に、合格後の予習もできてしまいます。

志望校の国語の教科書会社については、第一教科書に足を運ばれれば、リストが張り出されていますから、ご覧いただけるかと存じます。ただし、電話での問い合わせはなさらないでください。皆様の想像以上に、第一教科書のスタッフの方がたは、学校への対応に忙しくしていらっしゃいます。本当に、お願いします。





これらは、過去の実践から申し上げているので、お役にたてるのではないかと存じます。もしよろしければ、クリックをお願いします。
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posted by 華岡依音 at 16:25| つれづれなるままに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月17日

中学受験から大学受験をつなぐ、国語の問題集をみつけました。

こんにちは。華岡です。

昨日本屋さんで、素敵な問題集を見つけました。

「ちくま評論入門」です(クリックしていただけると、アマゾンのページに飛びます)。

まだ出て間もない本ですが(それでも二週間は経っています)、
この本は大学受験を考えている高校生のみなさんだけでなく、
難関校を狙って中学受験をなさった中学生のみなさんにもお勧めです。

中学受験のための塾には、学校名をつけた学校別の特訓授業があると思います。そのクラスの中でやりぬかれた方にとっては、中学校の教科書はやさしすぎてびっくりなさるかたもおいでなのではないでしょうか。

そうした方に、本文の長さと難しさ、脚問→読解の問題といったかたちでの記述式解答の作り方と、中学受験当時のレベルを落とすことなく読みこみ、解き続けていかれるテキストだと思います。
もちろん、いきなり全部を解くのは大変ですから、お子さんの興味を持てるところから順々に進めていただければ良いのではと思います。

そして、この本が終わられてしまった方は、
ちくま評論選へと進まれてもよろしいかと存じます。

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posted by 華岡依音 at 11:27| 読んで、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月16日

テストの後で、泣かないために。携帯電話とメモ帳と。

こんばんは。華岡です。

学校の授業が始まって丸まる一週間が経ったところかと存じます。
学校の宿題が予想より多かったり、少なかったり、
授業の時間割の急な変更に驚いたり、
そうした日々が始まったことかと存じます。

私の周りでも変更が多く、
テキストの変更、補助教材の変更まで含めると、
全く変更なし、である学校のほうが少ないかもしれません。

小学生のお子さんを持たれている親御さんは、
お子さんに宿題の具体的な内容について尋ねてみてください。
おそらく、何かしらの変化があったかと存じます。

そして、中学生になられたお子さんをお持ちの親御さん、
今までに比べ、「次回までの宿題」が「それぞれの先生から」出されていくので、お子さんがよく把握していかないと、「平常点」をみすみす下げていくことになります。
宿題を一冊のメモにまとめて書いていくのでもよし、
各教科のノートなりテキストなりに書き込んでいくのでもよし、
記録をつけていくことが大切です。
(私個人の考えだと、宿題をまとめて書く小さなメモを作っていくほうが「いつ、何を、どれくらい、どの順で」が見やすくなるので、家での行動が見えやすくなると思います。)


そして、癖にしないほうが良いことは、
携帯電話のメールで宿題の範囲をお友達から教わることです。

中学生になると、通学範囲も広がり、課外活動で帰宅時間もまちまちになります。塾に通われる方は、授業の終了時間も遅くなるので、連絡できる時間も限られてきます。
たくさんの友達にメールを送って、わかる人に教わればいいという作戦もあるでしょうが、最初のメールは一気に送れても、それぞれのお返事に対してのさらなるお返事を、と打っていくと、時間がどんどんたつのです。お友達も、放置してもいいや、と思えない内容であるだけに、自分のしていることを中断して返信してきます。そこに対して、返事をしないわけにはいかなくなるからです。

そしてそのパターンにはまると、
試験日程も試験範囲も、提出物の締め切りも、
お友達に尋ねるようになり、
「わたしもわかんない笑」という返信を受けて、
「そっかー、じゃしょうがないねー」





















しょうがなくはないのですよ。



「白ヤギさんにも黒ヤギさんにも時間を食べられないように」




お子さん自身の力で、宿題の範囲を把握することを4月の間にできるようにしていかれると、よろしいかと存じます。



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posted by 華岡依音 at 18:09| つれづれなるままに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

今大事なのは、模試の成績を安定させること(特に算数)。

おはようございます。華岡です。

「模試の偏差値にこだわらなくてもいい」と、受験直前のお子さんとご家族の皆さんには申し上げています。

苦手科目が一教科であれば、最終の模試から10から20上の偏差値の学校に受かることは不可能ではありません。
二教科が下回っている場合は10強上の学校になりますが。
三教科以上だと10上の学校に受かるのはかなり厳しくなります。

しかし、今の段階であれば、模擬試験の問題は過去問と異なるとはいえ、入試会場で初見の問題を解ききるために必要な基礎体力を見る、非常にわかりやすい指標になります。

そして、模擬試験の問題は、
前半は普段受けていらっしゃるテストの計算・一行問題・図形の公式をベースとした問題、
後半は普段受けていらっしゃるテストの大問がいくつかの小問に分かれている問題の類似の問題(ただしひねりを加えます)、
つまりは復習の問題で構成されているのです。

ですから、ここ10回のテスト(五年の冬期講習後)のミスを叩いておくことが意味を持ちます。
今週は毎週のテストがお休みのはず。

復習を行うことで、模擬試験の成績の安定が得られます。
そして、そこで力をためておくことが、初見の問題に対応する基礎になると、私は考えて、
今の段階の教え子ちゃんたちには接しています。




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posted by 華岡依音 at 08:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月10日

『プログレス』がらみの教材とか、塾とか。

こんにちは。華岡です。

そろそろ、はじめての英語の授業が終わったところでしょうか?
プログレスの21を使われている方は、
「え?」「思ったより、易しい?」
と思われているかもしれません。

これから、加速します。加速した時に、フォローする教材が少ないんですね、プログレスは。

プログレスの発行元が出している教科書傍用のテキストで、
・ワークブック
を学校で配布されている方が多いでしょうが、
それ以外にも
・セルフスタディというプリント教材があります。

それ以外に、準拠教材がほしい方は、
ベネッセの教材があります。この教材はエデック公認の教材です(エデックはなかなか教材を公認しません)。
これは、この教材だけを購入することはできないので、入会しなければなりません。

また、私の教え子ちゃんたちが行っている塾でプログレス対応をしている塾(首都圏)では
トリプレットクロノス
があります。
それぞれ塾のスタイルが違いますが、かなり大づかみに言うと、クロノスが予習型、トリプレットは復習から始めていく形です。週の中で拘束される日数はトリプレットのほうが多いです。

定員の空きがあるかどうかはそれぞれの校舎に問い合わせていただくしかないのですが、
プログレスを使われている学校の方で、学校準拠でお勉強をしていかれたい方は、塾に行ってみると、「ああ、あなたも」となることが、ままあるようです。

もちろん、塾に行かなくても、文法的な説明のしっかりした問題集を同時に使うことで、フォローをしていくことは可能です。

もし大久保の第一教科書まで出向かれることが可能でしたら、
「シリウス21」の発展編がいいのではないかと思います。
一年生でしたら発展編だけでなく、標準のレベルのものと併用なさるといいのではないでしょうか?

みんなが「用意ドン!」で始める教科だからこそ、遅れてからフォローを始めるよりは、みんなが同じ足並みの時に、こつこつお勉強を進めていかれることをお勧めします。








posted by 華岡依音 at 13:11| つれづれなるままに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月08日

合不合予備テスト直前、何をやったら?

こんにちは。華岡です。

今週末は、四谷大塚の合不合予備テストの一回目です。
毎週テストを受けていらっしゃる方は普段のテストの問題よりやさしいもの、難しいものがまざった問題になると思います。

国語の問題は、普段難度の高い問題を解いていらっしゃる方に多少なりとも合わせた形になると思うので、若干難しいと思います。
たとえ空欄補充でも、点差がバラけることを目的とする出題になりますから、すべての空欄を満たしていくような視点が必要です。簡単に言うと、一番目の空欄で必要以上にこだわらない、ということでしょうか。
あとは、過去に間違った漢字を覚えて試験に臨まれることは効果的です。本当に、効果的です。


復習が一番効き目があるのは、算数だと思います。
毎週テストを受けていらっしゃる方は、ご自分がここ10回くらいのテストで間違えたものを確認なさると、効き目があると思います。
普段毎週四谷のテストを受けていらっしゃらない方であっても、過去にご自分が受けたテストないしテキストでずっこけてしまった問題をやり直すのが、算数で「わかっているはずなのに、間違える」という展開を防げると思います。

理科・社会については本当に当たり前に知っていないとまずいもの(春休みに知識の確認をなさった方は、その中で間違えたもの。)を叩くのが一番の早道だと思います。全く手元にそうした確認問題がなくて、駆け足で確認なさりたい方は日能研のメモリーチェックの巻頭に載っている弱点洗い出しのテストがいいかもしれません。
ただし、ある程度時間に余裕が必要ですし、最初から最後まで自力で解かせるのではなく、一緒に解いていくほうがかなり時間短縮に役立ちます。




四教科で一つだけしかできそうにないのであれば、算数をお勧めします。塾に通われている方は、1日強しか時間を取れないと思いますので。

ノートの作り方は、こちらから


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ラベル:合不合 四谷大塚
posted by 華岡依音 at 15:39| つれづれなるままに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中学校入学は、6年後へのスタートライン。

おはようございます。華岡です。

新中学生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
いよいよ中学生、いきなりお勉強の時間が増えますね。
午前中の休憩もなく、昼食まで連続してお勉強というのは
なかなかタイヘンなことだと思います。

新中学生のご家族の皆さま、ご入学おめでとうございます。
新たな経験の始まりですね。
今までに比べて、より実力が同じような方が集まっていらっしゃるので、その中でお子さんが実力を積み上げていかれるのは、それほど簡単なことではありません。

しかし、母集団が学校内で四桁ということはないでしょうから、学校の成績だけにこだわりすぎず、もっと大きな母集団を見ていただければと思います。
今年の人口統計によると、12歳のお子さんの人口は119万1000人です。そして、吉川徹さんの『学歴分断社会』でも書かれているように、その半数前後のお子さんとお子さんのお家族が大学進学をなさっていくと考えてよいと思います。
文部科学省の資料の「進学率」から、現在高校を卒業したお子さんの世代の大学進学率を親御さんの世代のそれと比較してみてみます。
ざっくり言うと、親御さんの世代での男性の大学進学率が女性の大学進学率になっていて、男性の二人に一人が大学進学をしている状況です。
6年後、この状況が大きく変わるということはないと思います。

決して煽るわけではなく、このブログをお読みいただいている親御さんにとって、6年後にお子さんに大学に行かない選択肢を示されるのは多少の勇気が要ると思うのです。

そうなると、6年後にもう一度実力の総決算が行われるということになります。

そのために、これからしばらくかけてしていただきたいのは、
中学生の間に文系・理系を完全に絞り込まなければならないかを見極めることです。小学生時代に極端な得意・不得意がなければ、中学生の間は、勉強の仕方を誤らなければ文系・理系に偏りすぎる成績になることはありません。しかし、小学生時代からの流れでそのどちらかに偏っている場合、まずは小学校時代からの苦手のモトを振り返って取り除いていき、それがどうしても難しい場合は、得意なものを伸ばしていかれたほうがよいと思います。それを見極めるのに必要な時間は中学校の三年間であると思います。


もちろん、中学校生活はお勉強だけではありません。それについては改めて。


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ラベル:学歴分断社会
posted by 華岡依音 at 11:15| 読んで、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コマーシャライザーで、こんなものを。

こんばんは。華岡です。
Seesaaは、幸いにしてコマーシャライザーを張り付けられるので、
このようなものを作ってみました。

※ブラウザのJavaScriptをONにして、Flash Player9以上をインストールしてください。
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posted by 華岡依音 at 00:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月04日

サピックスの教材、習ったことへのショートカット。

こんにちは。華岡です。

今日は、サピックスの教材を復習しやすい状態に整理する方法を
メモしてみようと思います。

@サピックスのシラバスを読み込んで、蛍光ペンで色分けする形で分類する。
 
 国語は本文のジャンルによって物語文・説明文・韻文などに分類します。
 算数は数の性質・数列・場合の数・割合と比・平面図形・立体図形・特殊算に分類します。
 社会は順番に並べても大丈夫な気もします。
 理科は生物・科学・物理・地学に分けます。

A@の色ペンの数だけファイルを準備します。
 出し入れを自由にできるところを重視する場合はクリアファイル
 一度綴じたところからはずしたくない場合は2つ穴で綴じるパイプファイル
  
Bあとは習った順にファイルに入れていくのですが、
 その前に新しく習ったテクニックが書かれているところをインデックスシールで前ないし上から見ることができるようにしておくと、便利だと思います。

そうすれば、あとで復習する場合に、「ああ、このことを習ったのは何だっけ??」と悩むことが減ると思います。


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ラベル:サピックス
posted by 華岡依音 at 16:52| つれづれなるままに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月01日

再現ドラマ、みたいな受験って…。(下)

こんばんは。華岡です。

前回のお話の続きです。

***引用はじめ***
過酷なノルマを、自分ではない誰かに決められて、
そのノルマを「自分は、いついつまでに、これこれのことを、達成します!」と連呼させられて、とてもがんばっているにもかかわらず、思うようにはかどらない。
そのノルマが達成できているか、日々確認されては、
「達成できるのか?」「減給だぞ!」と言われ、
そのノルマを達成することにピリピリする・・・
そしてそのノルマを見かけ上だけでも達成させられるように
ごまかしをする・・・・


そんな方が再現ドラマなどで登場すると、

どう、思われますか?

どういう気持ちをその方によせるか、それはそれぞれだと思います。



いずれにせよ、その方がノルマをいつもいつも達成できるとは
思いがたい、と思われるのではないでしょうか。

しかし、

過酷な目標を、自分ではない誰かに決められて、
その目標を「あなたは、***に合格するには、今度のテストで、偏差値**を、とらなきゃだめ!」と連呼されて、とてもがんばっているが、わかるようにならない。
その目標が達成できそうか、日々確認されては、
「もっとやらなければダメなんじゃない?」「おこづかいナシにするぞ!」と言われ、
その目標を達成することにピリピリする・・・
そしてその目標を見かけ上だけでも達成させられるように
解答を写したりする・・・・

こうしたお子さんは、いらっしゃいませんか?

こうしたお子さんが目標をいつもいつも達成できるとは
思いがたい、と思われるのではないでしょうか。

しかし、***に合格するお子さんは、模擬試験で、偏差値**を取っていかれることも多いでしょうし、そこを否定してかかるわけにはいきません。最終的には、***に合格なさるお子さんが平均して持っている力は最低でも必要になりますから、そのための力はつけなければなりません。


さあ、そこで、どう言えば、良いと思われますか?

***引用終わり***

仕事の上で出されるノルマは、
会社という組織の必要とする結果から逆算して組織を構成するメンバーに割り振られたものです。

しかし、お子さんの受験校というものは、
お子さんの実力、もしくはお子さんの将来像を照らし合わせて、お子さんごとに決めていくことが可能なものです。

だから、学校を選択する段階で勉強に対するスタンスが決まってきているはずです。
学校が必要とする実力と今のお子さんの持っている力との差を見極めて、その間を埋めること、それが「サイゴニハマル」の要になるものです。だからその途中の記録を取っていく模擬試験は、周りの人間からみる物差しにはなっても、お子さんの目標にはしにくいのです。
なにぶんにも、偏差値というシステムをはじめて体験している最中で、その論理は終わってみるまではわかりません。

その結果、私に言えるのは、
「偏差値を上げられるのは、偏差値を作り上げていく要素に目が行っている人だ」ということです。

***に合格するお子さんは、
模擬試験で、偏差値**を取ることを目標にはなさいませんでした。
そして、それぞれのお子さんの目標は、
「模擬試験までに解いた問題の中で間違えたもの」を模擬試験まで引っ張らないようにすることであったように思います。
すごく小さな目標なのですが、その積み重ねしか、お子さんはクリアしていくことはできませんし、その結果として偏差値がついてくるのです。
(もちろん、塾の中や、クラスの中で、順位を競い合うことはあります。
しかしそれは母集団の実力がかなり近い場合で、その中で隣のだれだれちゃん、なになにくんを抜きたいと思う場合は、結局、自分の中にある小さな穴を埋めていく方向に行くと思います。)

だから、成績が下がって落ち込むお子さんには、
「どうすれば下がらないと思う?」

と声をかけます。
お子さんは自分の状況をよくわかっていらっしゃって、
何が自分で克服できていなかったのかおっしゃいます。

もし
「がんばればいい」とおっしゃった方には、
「そうだね、がんばろうね」
ではなく、

「どんなことをする?」

と声をかけます。
「がんばればいい」ということだけがわかっていても、
何をどれくらいすれば「がんばる」ことになるのかが
言葉になっていないお子さんは
「がんばる」としか言えないことがあるからです。
だから、私は、
「どんなことをする?」と、話をできるだけ具体化します。
そこであげたプランがどんなに小さなものであっても、
ゼロより確実に前に進んでいるのですから、
そのプランを大事にしたいと思います。
極端な話、疲れきっていて「休みたい」という
思いになるお子さんがいらっしゃれば、
「どのくらい休んでみるか」を決めた上で、
休んでもらいます。


その「小さなプラン」は、
横書きの場合は目の幅くらいのサイズに横幅をまとめて、
縦書きの場合は目の幅くらいのサイズに高さをまとめて、
勉強をする場所で目につく位置に置いておかれるか、
遠くに張る場合は、
目をやった場合にさきほどの幅ないし高さになるように、
お子さんの手で書かれるようになさって、
まわりから「ほら、それそれ」とチェックを入れられながら、
できたものからチェックを入れていくようになさるといいと思います。


できるだけ声高に目標を声にせず、
できるだけ具体化した小さなプランを、
目につくところに置いておく。

再現ドラマからできるだけ離れた、
地味な日々を過ごされることが、
いい結果につながりやすいと、
私は考えています。


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こんな仕事もしています



posted by 華岡依音 at 22:24| つれづれなるままに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『プロに学べ!脳活用法スペシャル これが”育て”の極意だ!』を見ました。

おはようございます。華岡です。

昨日は早く帰れたのでこの番組を見ることができました。楽しみにしていたのです。
全体的におもしろかったのですが、番組のサマリーの中に書かれていないところが一番面白くて、そこを突っ込んでもらいたかったなと思いましたので、記しておきます。

質問コーナーの中で、2歳のお子さんのお母様からの
「着替えてほしい時に着替えてくれない、歯を磨くときに口をあけてくれない」
という質問に対して、茂木さんは、
「子供は脳と体がまだばらばらの状態で、思う通りに体をコントロールできないし、時間にあわせて何かをするとか、虫歯になってはいけないから歯を磨かなければならないという論理も頭の中にない。だからそこを「自発性の芽」が出るまで待つ、というのではなくて、物理的に着替えさせてしまうのもアリだし、だましだまし歯を磨いてしまうというのもアリ」というような内容のお話をなさっていました。

番組中では、「自発性の芽」が出てくるのを観察しながら待つことがとても大切だというところがクローズアップされていましたが、社会で生きる中で身につけておかなければならないところの環境を整えるところは親の仕事、環境を変えることは大人でなければできないけれど、そのあとで育つのは子供の仕事だ、というところがとても大事なのではないかと思います。
その「環境」をどこまでのレベルで考えるかを親御さんはとても悩むのだと思いますし、環境を「整えすぎ」、「先回りしすぎ」てしまうと、「自発性の芽」は着々と摘まれていってしまうのだと思います。
自発性の芽が出そうな土地を探していきながらも、そこにすべての生物にかかわるような強い農薬や、ある時期だけ成長を促進する強すぎる肥料を与えるのもよくないし、かといってその自発性の芽が育つこともできないような環境ではよくない、できるだけ「自然」に近い形で育てる、その最後の砦に当たるところが、「社会性」なのだな、と思ったのです。


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posted by 華岡依音 at 07:16| みて、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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