2006年08月01日

学びの場。

人は、他人(ひと)の力によって、変わり易くなる。

人は、自分の力だけで、変わり難いと思う。

そんなにも自分を変えるのが難しいから、

ひとは自分を変えるためにさまざまな集団に属して、

自分を変えようとする。

しかし、その集団の持つ理念だけが

その人を変えるのではない。

そこに属する、自分を変えようとする人々の

ライブでリアルな人と人とのふれあいが、

変わろうとしている自分の魂の化学反応の触媒となるのだと思う。

結局、変わるのは自分自身。

お互いの人間の魂は、融合するように変わっていくのではなく、

別々に、お互いを触媒にして

よりよい関係を作っていける形に自分を変えていく。

そうした人々の集団だから、

よい集団は切磋琢磨が続いていくのだと思う。


魂に色があるのだとすると、

その魂同士が近づくと、

その魂の持つ色が重なり合って、

新たな色が生まれるのだろう。

(この場合の色は光で考えていただきたい。)

自分と同じ光をもとめて、

ピンクの世界を作り出す二人も、

紫の世界を作り出す三人も、

臙脂色の世界を作り出す一万人も、

いらっしゃると思う。

でもそれぞれの魂が持つ光の関係で、

赤を求めて向かった先が青だった、

でもその結果を楽しめる、

それはそれでよいと思う。


しかし、

自分がいったい何色を志向するのかわからない、

迷いの中にいるおとな。

もしくは何色にでも染まることのできるこどもたち。

そうしたひとにかかわる人間は

どんな色の魂が必要なのだろう。

もちろん、ひとつの色、

青でも赤でもいいんだけれど、

その色に染まりたい、もしくはその色と自分を重ねたい

という場に向かうのも

「アリ」だと思う。

それが塾を選ぶことであり、家庭教師を選ぶことだから。

それが学校を選ぶことであろうから。

けれど「学び」と「気づき」のすべての方向に向かう可能性を持つ

ひとを「待つ」側としては、

できるだけいろいろな色をまぜた形−−−−白を保って、

ニュートラルな立場で臨みたい。


光は闇を照らし出す。

闇の中に隠された問題を照らす。

闇を抱えた人が、自分を気づくきっかけになる。

少し近づけば、少し照らされる。

思い切り中に入ってくれば、一気に照らされる。

あかるいほうへ、あかるいほうへ。

そう、呼びながら、わたしは待っていたい。


内田先生はこう書かれている。
  
「学ぶ」というのは金を出して教育サービスをオン・デマンドで購入することではない。
「学ぶ主体」が「消費主体」として自己規定し、「短期的に確実なリターンが確保されたクレバーな教育投資」をめざす限り、そこにはどのような「ブレークスルー」も到成しない。
ひたすら、「同一者」le Même の再生産が続くだけである。


学ぶということは、

その学びが終わって、その場を離れた後で、

その意味がじわりじわりと効いてくるものだと思っている。

その意味では「学び」は消費であるはずもない。

「学び」は蓄積だ。その間はリターンなどありえない。

「学び」の途中で確認する作業はリターンとは全く異なる。

それは「学び」や「気づき」のタグを、

自分の脳みそに作っていくことに他ならない。

それは「学び」を強固なものにするためのもの。

そこででてくるちいさな結果は、

学びの場を離れ、自分で場を作り出す側に回ったときに、

どのように自分が学び続ければよいのかを

実験している、その結果だと思っている。


その実験工場である学びの場。

そこに響く適切な声のボリュームは、

男性の持つそれと女性の持つそれは物理的に違うのだ。

だから学びが細分化され、

社会にでる前の最後の学びの場(であることが多い)は、

片方の性別の集団であってもよいように思う。

声を出すこと、聴くことにストレスを感じない状態であることは、

学びや気づきがデリケートなものであればあるほど

そこに集中しやすい場もデリケートなものになるから、

必要なことではないだろうか。

そのあたりの論考は

この本に詳しいのですが、

五感のストレスをまず取り除いて、

その中で学びたいと思った人が、

白い光を放つ指導者のもと学ぶことができる。

そうした場には、

声高に叫ぶかたはおいでになりません。

その場には、

おだやかに話をすることのできる人と人との関係がある。

この半年、さまざまな先生にお目にかかりました。

そこでわかった経験則です。

そうした光の中で、光を溜め込む作業が、

学びの場なのだと。こんにちは。

このたびこちらへお引越ししてまいりました。

突然の拠点の変更でしたので、驚かれた方もおいでだったのではと

思います。失礼いたしました。

もしブックマークいただいていた方がおいででしたら、

変更をお願いいたします。

こちらでもよろしくお願い申し上げます。
posted by 華岡依音 at 07:10| Comment(0) | TrackBack(1) | 読んで、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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四日で50マン(笑)
Excerpt: オタクのドウテイキャラのフリして入ったら、やりまくりのもうけまくり(笑)
Weblog: 林田
Tracked: 2007-06-04 06:36
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