2011年02月07日

今年の受験生たちを送りだしました。

お久しぶりです。華岡です。

中学受験生は、入試を終了し、みな学校に復帰しました。
念願の携帯電話を手に入れたり、「女子会」を開いたり、
クリスマスとお正月をやり直すのだと街に飛び出したり、している方もいるそうです。

そして私は犬とのんびりゆっくり朝の散歩をし、
久しぶりに夫の出勤を見送って、
家の隅のほうまで掃除機をかけ、
ブログにログインしようとして、
パスワードの入力に四苦八苦してみたり、と、
ちょっとゆっくり(ぼんやり)しています。

今年の外部入試組は、
去年とは違う女の子御三家(国語の問題傾向が変わった学校です)、
副都心線の終点にある大学付属ではない共学校、
副都心線の反対の終点からもう少し奥まったところにある男子校に、
進路を決めました。

内部受験組は
女の子御三家とよく併願される二日校、
国立の共学の高校、
農学部のある六大学の農学部に、
進路を決めました。

内部受験組のうち高校・大学進学の方は、中学受験のころから断続的にお勉強をしてきたかたで、
外部受験組の方は、中学受験の大手と併用された方、途中で私とのお勉強に
シフトなさった方とがいらっしゃいます。
内部の中学進学の方は、家庭教師一本で、算数と国語を見させていただきました。
外部受験の方は国語をメインとし、他教科についてもアドバイスいたしました。
内部受験の高校進学の方は、塾と併用し、九科のアドバイスをさせていただきました。
内部受験の大学進学の方は、小論文のアドバイスをさせていただきました。

今年は再来年以降の受験に向けて、
じっくり腰を据えてお勉強を進める年になりそうです。
みな、準備期間に時間をかける必要のある目標を持っているので、
心静かに、淡々と、お勉強を進めようと思います。


今年の受験も、いろいろドラマがありましたが、
また、おいおいに、書ければと思っています。


ご報告が遅くなりました。
ツイッターを始めています。
華岡依音
hanaokaion
で検索していただければ、見つかるかと存じます。
よろしくお願い申し上げます。



もしよろしければ、クリックお願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 家庭教師へ
にほんブログ村
posted by 華岡依音 at 15:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月26日

口を開く前に。

こんばんは。華岡です。
学年がかわり、進路が決まっていく時期です。
親御さんはお子さんに、あとを継がせるものがおありのかたはそのものを、お子さんに切り開いてもらいたいかたはその切り開いてもらいたいものをイメージなさっていると思います。
(私もそのイメージにできるだけ添えるように仕事をしたいと思い、日々を過ごしています。)
そのとき、お子さんの今おもちのものをよくごらんになって、親御さんのイメージがぼやけすぎず、過大すぎず、的が外れていなければ、たとえぶつかり合う時期があっても、すりあわせていかれると思います。かと言って、ピンポイントすぎ、過少すぎというのもお子さんにとってつらいものです。
ではどうイメージすればいいのか、その時、親御さんの来しかた行く末をイメージなさってきた経験が参考になると思います。
ご本人がつらい時期だからこそ、周りの人間のイメージの力がお子さんの助けになると思います。
その進路をとることが、どういう展開を呼ぶことが多そうか、考えてもしかたのない面までは考えなくてもよいのですが、考えることを封印することはないと思います。
考え抜いたな、という思いで、当日を迎えられるよう、口を開く前に、目を開き、耳を傾け、ご自身とお子さんの心を感じていただければなと思います。
posted by 華岡依音 at 19:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月07日

塾のない、今日だからこそ、できること。

こんにちは。華岡です。
ゴールデンウィークも終わり、学校に通う日々が始まります。
そして学校でも、梅雨になる前に、屋外で行われるイベントが多くなると思います。

疲れて帰ってくるお子さんもおいでだと思います。
週末に試験があるからがんばってもらわないと、と思う親御さんにとっては、もどかしく、時にいらいらなさるかもしれません。

でも、疲れた時に疲れを取ってしまえば、お子さんは倒れることはありません。
試験が終わるまでは頑張ってもらって・・・
とお思いになっても、疲れてしまっているお子さんは、まず休ませてあげてください。
何時間か休めば、テストを疲れた状態で迎える、ということが防げます。

生真面目なお子さんほど、「もう少しでテストだから、そこまでは頑張らないと」という思いを持ちますが、
テストの後は、塾のカリキュラムと学校の忙しさとをうまく立ち回らなければならない時期に入ります。
そして新しい項目のお勉強が始まる時期でもあります。

そこで倒れてしまって、あちこちに欠席の連絡を入れなければならなくなる・・・というのは、あとあと響きます。

本当に、響くのです。

まずは試験に元気な状態で迎えられるようにすることと、
その環境づくりは小さなことの積み重ねであること。

よろしくお願い申し上げます。


もし元気満々のお子さんであれば、
比が絡むものをがつがつ、解かれることをお勧めします。
速さと比、平面図形と比。
もしくは数列。
区切ったものを足したものが数列になるもの。

社会は数値。
データにしても、政治の上での数値にしても。

理科はグラフや表から読み取って、
比例関係・反比例関係を使った計算をする必要のあるもの。

国語は同音異義語・同訓異字。対義語、類義語。
抽象的な言葉をしっかり復習してください。





お役に立てましたでしょうか?
もしよろしければ、クリックをお願いします。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村


posted by 華岡依音 at 16:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月23日

「プログレスは、文法の勉強をしにくい」とお思いのかたへ。

こんにちは。華岡です。

桐原書店の大学入試英語頻出問題総演習 (即戦ゼミ) という本をお使いになった親御さんもおいでかと思います。
昔も、今も、英文法の問題集としては定番だと思います。

プログレスをお使いのお子さんで、途中で文部科学省の認可の下りた教科書に移行する方もおいでだと思います。
その場合でも、ブック3まではお使いになる方が多いのではないかとも思います。
ブック3が終わるまでの期間ないしブック3を終えてしばらくの時期のお子さんにお勧めなのがWord Workoutです。
最初に、桐原のテキストの名前を挙げたのは、「プログレス版大学入試英語頻出問題総演習」ともいえる問題集だと思うからです。
ブック1やブック2を使われている方も、章ごとに問題を探していただければ、テキストの中で見落としがちな表現や単語の用法も確認できますし、類義語・反意語・派生語・同音異義語の一覧表もあるので、頭の整理もしやすいと思います。
それぞれの問題で、ブックの何の、何ページに載っている用法であるかも載っていますから、

ゴールデンウィークにおさらい、というのもお勧めです。



お役に立てましたでしょうか?
もしよろしければ、クリックをお願いします。
にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村
posted by 華岡依音 at 17:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

今大事なのは、模試の成績を安定させること(特に算数)。

おはようございます。華岡です。

「模試の偏差値にこだわらなくてもいい」と、受験直前のお子さんとご家族の皆さんには申し上げています。

苦手科目が一教科であれば、最終の模試から10から20上の偏差値の学校に受かることは不可能ではありません。
二教科が下回っている場合は10強上の学校になりますが。
三教科以上だと10上の学校に受かるのはかなり厳しくなります。

しかし、今の段階であれば、模擬試験の問題は過去問と異なるとはいえ、入試会場で初見の問題を解ききるために必要な基礎体力を見る、非常にわかりやすい指標になります。

そして、模擬試験の問題は、
前半は普段受けていらっしゃるテストの計算・一行問題・図形の公式をベースとした問題、
後半は普段受けていらっしゃるテストの大問がいくつかの小問に分かれている問題の類似の問題(ただしひねりを加えます)、
つまりは復習の問題で構成されているのです。

ですから、ここ10回のテスト(五年の冬期講習後)のミスを叩いておくことが意味を持ちます。
今週は毎週のテストがお休みのはず。

復習を行うことで、模擬試験の成績の安定が得られます。
そして、そこで力をためておくことが、初見の問題に対応する基礎になると、私は考えて、
今の段階の教え子ちゃんたちには接しています。




お役に立てましたでしょうか?
もしよろしければ、クリックお願いします。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村
posted by 華岡依音 at 08:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月08日

コマーシャライザーで、こんなものを。

こんばんは。華岡です。
Seesaaは、幸いにしてコマーシャライザーを張り付けられるので、
このようなものを作ってみました。

※ブラウザのJavaScriptをONにして、Flash Player9以上をインストールしてください。
Get Adobe Flash Player


いかがでしたでしょうか?
もし面白いと思っていただけましたら、クリックお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
posted by 華岡依音 at 00:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月18日

ノートのまとめ、あの手この手。

おはようございます。華岡です。

いよいよ春休み。
一年間のお勉強が終わったから、
テストプリントを捨ててしまおう、
と思われている方もいらっしゃるでしょうか?

問題の解きなおしをなさいましたか?

たまたまの正解を含めて、問題の解きなおし用のノートを作られるのは
春休みだからこそ、意味があります。

一学年のまとめのテストの中で、四月や五月の頃にはできなかったものができるようになったり、六月や九月の頃にはできていたものができなくなっていたり、といったことを確認できている、はずなのです。

塾の試験であれば総合回のテストや、範囲のないテストが必ず行われていると思います。その中で間違えたものをまとめていくと、新学年での積み残しを防ぐことができます。

できるようになっていたはずなのに、忘れてしまっているものを見つけて、解きなおすことは有効です。

具体的な方法はこの本↓

必勝!中学受験攻略本
の88ページに書かれています。


そして、算数の解法についてのまとめノートの作り方の決定版ともいえる本が、これだと思います。

「頭のいい子にも勝てる」といったタイトルをつけていらっしゃいますが、望月先生の実際の教え子さんはとても優秀な方々なので、ああ、こうして優秀になられたのだなあと思わずにはいられません。

アマゾンのページで、本文を見ることもできますので、ご覧いただければと思います。
また、望月先生のお名前を検索なさると、親御さん向けの講座を見つけることも出来ますし、動画でお話しなさっているところをご覧になることも可能です。直接お話しを伺えば、ノートの実例も体験できるかと存じます。

お役に立てましたでしょうか?
もしよろしければ、クリックお願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 家庭教師へ
にほんブログ村



posted by 華岡依音 at 10:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月29日

日本の車窓から。東海道新幹線から静岡県編です。

お久しぶりです。
家族と香川まで旅行することになったので、
家族には申し訳ないのですが新幹線のロビーに出て,
受験に出る川の写真撮影をしました。
静岡県の川ですが,まずはどこを通ったかを地図で確認しておこうと思います。


新富士駅を通過してまもなく,富士山が見えなかったのですが,
富士川を渡りました。

そしてすぐトンネルに入りますが,
その南にはアルミニウム工場のある蒲原があるはずです。

そしてもう少しいくと,
大井川を通過します。


このあたりは,お茶で有名な
牧ノ原が広がっています。


そして掛川駅を通過してしばらくたつと
天竜川を通過します。


するとまもなく浜松駅を通過して,
浜名湖を掠めて愛知県に入ります。


私が撮影した川の写真は帰郷後にアップすることを目指します。
posted by 華岡依音 at 18:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月02日

喧嘩するのは、○のまえ?○のあと?

お子さんが受験なさる学校に対する本心が露呈してしまうのが、
○をいただけなかったときのその学校への対応と、
お子さんを送り出すときの一言だと思います。

お子さんが、その日、その時間に、ある場所にいらっしゃるということは
ほかの場所に行くことをやめて
その場所を選ばれたということ。
そして
その場所を同じように選んだのは
その場所にいらっしゃる全ての方だということです。

よく受験の時
前と後ろの人に勝てば
とか
左右の人に勝てば
とかいう言葉を使いますけれども
それは方便であって
本当は
上から何人かに入らなければならず
ほとんどの場合
上から何人か
よりも
その下に来るかた
のほうが多いのです。


その苛酷な現実の中に身を置いているお子さんに対しては
今は
正論も
本心も
いらないと思うのです。

誰かのそうした言葉はお子さんの心をからめとり
余計に苦しくします。

そしてその言葉の導く結果は
正論通りになるかもしれません。
本心通りになるかもしれません。
でもそれは受験したお子さんの心を
何重にも傷つけることになると思うのです。

今は正論と本心にはチャック。
お子さんが○を手にされてからなら
きっとその正論と本心は外に出ることはないのではないかと思っています。

posted by 華岡依音 at 06:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月28日

がんばれと口にしたい、そんなあなたに。

この時期、端の人間が思っているよりも、受験する当人は自分のこととして試験の意味を考えていると思います。
もちろん、受験を経験してきた人から見れば目の前のお子さんが力を出し切っていないように映るかもしれません。しかし、力を出し切る時期が遅すぎて困る以上に、そのピークがあまりに前に来てしまうと、本当にかわいそうなことになります。まわりのお子さんがピーク期に入って、力を伸ばし始めた時に、自分に力を伸ばすことが出来ず、過剰なストレスを強いられるからです。早くピークになればまわりの方は安心なさるでしょうが、私などは青ざめてしまいます。
ピーク期の長さはお子さんによって異なりますが、1ヶ月以上持たせるのは、かなりの負担をお子さんにかけることになります。たとえ合格しても、そのとき心身を燃やし尽くしてしまったら、そのあとのお勉強の方が難しいのですから、成績が崩れることになります。その意味ではピーク期に入る前に入試を迎えてもよい位なのです。それくらい、子どもが本気になる時期はデリケートな問題を孕んでいます。

お子さんが必死にやっていないように映っているかたは、
がんばれないからがんばらせようとなさらずに、
お子さんが今までやってきたことの中で頭に入っていなかったものを、
頭に入れられる方法を教えていくとよいのではないかと思います。
その穴を放置してがんばらせると、がんばっている自分に酔いながら優先順位を無視した勉強に励んだ結果、
穴にはまってさあタイヘン、
二匹目の泥鰌がコンニチハすることなく、
泥縄、泥沼でヨイヨイの善い結果とは程遠い結果になると思います。


今がんばっている、ピーク期のお子さんにはがんばれと言わなくてもがんばりますから、いかに穴を冷静に見つけさせるか、穴を避けないようにするかに私は腐心しています。穴を狙うのは何よりもリスクの高い賭である受験だからこそ、どんなに高揚していても冷静にさせなければなりません。

どんな厚意のなせるものであれ、下手に高揚させることほど効用の期待できない行為であるかを意識しながら、直前期のお子さんに接すると、どのような状況のお子さんも力を出しやすくなると思います。
posted by 華岡依音 at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月18日

入れやすいものを最優先で。

過去問であともう少しで合格点、だけど…あともう一息で越えられるのに、どうしようと悩まれる方もおいででしょう。
今なら、合格点に届かないその幅を埋める知識のなかで優先順位をつけられると思います。
特に、理科は、これから身につけるのは時間的に難しい項目もあると思います。
例えば四季を通じて身につける生き物のありさま。これに比べれば天体の運行は克服しやすいと思います。
なんだかんだ言っても理論を理解させるのはまだ間に合います。生物であっても、内部であればまだ説明が可能です。


あとはうまく説明できるように準備をすることとあわせて、お子さんにとって納得しやすい項目を洗うことです。
親御さんが苦手なものはお子さんも苦手であることがままあります。ともに生きる家族ですからしょうがありません。だからこそ、ご自分が得意かどうかではなく、お子さんが拒否反応を起こさないかどうかで最後の振り分けをした上で優先順位を決め一つ一つつぶすことが大切です。

理解しやすいものから、一つずつ。

苦手だから逃げていいものと逃げるとまずいものはまだ分けるチャンスがあると思います。
ここでもう一歩踏み込んで覚える作業に入ることはストレスフルです。ラストスパートをしやすくするための地均しのチャンスが今だと思います。
posted by 華岡依音 at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月17日

漢字を感じる。

漢字で点が取れないとお悩みの方もおいでのことと思います。
そんな時にも、過去問です。

過去問の年度、問題番号、漢字の問題文と解答とを表計算ソフトで打ち込み、学校別のシートを作ります。

打ち込み終わったら、解答で並べかえると
学校によっては好みの漢字があることがあります。
それ以外にも
同音異義語を好んで出す学校や
字形をミスしやすいものを出す学校や
漢字自体は簡単でも…といったもの。
例えば
読ませ方が小学校の配当でないものや
和語・漢語の語彙レベルで漢字の特定が難しいもの。
はたまた漢字が中学生の配当のものだったりすることも。

その特徴をつかんで、練習する漢字を絞り込むのも負担の軽減につながります。

入試によくでる漢字集を全部やっていらっしゃるのに過去問で点が出ない、若しくはそうした漢字集を解く時間が取れないというお子さんがおいででしたら、さほど時間のかかる作業ではないので、表計算ソフトを立ち上げて、志望校の漢字を感じることをお勧めします。
posted by 華岡依音 at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国語の本文が読めない、のであれば。

国語の過去問を解くとき、
本文の中で使われている用語がお子さんの持っている語彙量を超えている場合は、それが志望校であるならば語彙量を極力増やすしかありません。
しかしながら毎年同じジャンルの本文が扱われるわけではありません。
そこで語彙を増やすために利用するべきなのは、
過去問の選択肢の中で使われている言葉です。
空欄補充の選択肢であったり、
内容一致で使われている用語など、
和語であっても
漢語であっても
外来語であっても
慣用句であっても
ことわざであっても、
問題の中で出されている言葉は、筆者の使っている言葉ではなく、
お子さんが行きたいと思っていらっしゃる学校の先生の言葉です。
特に志望順位が下がる場合は、過去問を全年度分お子さんに解いてもらう時間がないかもしれません。そのときでも、選択肢に使われている語彙のレベルを確認しておくと、どのような語彙を理解していることが大切であるのかが見えてくるのではないかと思います。


日常生活のヒントは、こちらに。


posted by 華岡依音 at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月14日

国語の過去問を解くときに。そして説くときに。(まずは準備から)

他教科の過去問を解く前にはそれぞれの問題の解き方を念入りに練習して、それでも過去問を解くとうまくいかないということがままありますが、国語の過去問は

ま、とりあえず解いてみて。

という感じで解かされてしまうというのはなかなかに気の毒なところです。
本当に実力相応の学校でなければ、本文を読みこなすこともできなければ問題を解きこなすこともできません。

でもそんな簡単に過去問の国語の問題をすいすいと解けるということはないと思うのです。

だから今の時期に過去問を教材に取り入れたとしても、
やみくもにすべてを解説しようとしたり、
本文の内容を学校の国語の授業のように説明するだけだったり、
答え合わせをして正しい答えが何なのかを知らせるだけだったりでは

「解いている」時間に意味があっても、
「説いている」時間の意味が薄れることが多いと思います。

まず本文レベルがお子さんの語彙量と合っているか、
問題形式の学校ごとの違いを理解しているか、
そういったことを「説く」人間が
お子さんが「解く」前に体感しておくのがよいと思います。

まず速読した段階で理解しにくい単語を拾っておく。
そして解答の根拠もしくは解答自体を本文中から見つけていく際に、
問題の指示から考えて妥当なところに答えがあるのか、
はたまた本文全体から言い換え表現をたどりながら答えを拾い上げる必要があるのか、
それともお子さん自身の人生経験の中から
語彙を拾い上げて本文の記述とつなげていく必要があるのか、
もしくは人生経験とは関係なく
単純に新たな知識を覚えていくことで処理できるのか、
それを分析しておいて、
お子さん自身の国語の実力(模試などの)から見て
解けるであろう問題が解けなければ
本文レベルが高すぎる可能性があるのでしょう。
高すぎるからといって受けるのをあきらめるのではなく、
その学校でよく扱われる本文テーマについての語彙を増やすように
すればよいのです。
そうしたときには単語カードを作られるのがよいと思います。
表面に本文の「わからないことば」を含む文を書き(単文レベルで大丈夫)、
裏にその意味を書いておきます。
学校別にリングを作っておかれるとよいのではないでしょうか?


本文レベルが合っていても問題の解答が妥当なところにない学校もありますので、それはあくまでも短時間で解いてみるのが「解説する人」の予習として一番よいのだと思います。
長時間かけて理解するのではなく、お子さんが本番でかける時間の何割かで理解できるかどうかを確認しておく。それで答えを探しにくいようなものを、お子さんもミスする可能性が高いですし、ほかのお子さんもミスする可能性が高いと思います。


そうして準備を進めた上で、
解説に入りましょう。

お役に立てそうでしょうか?
お役に立てそう+続きを読みたい!と思われる方、クリックをお願いします。
↓↓↓
家庭教師

本を書きました。お役に立てるヒントも多いと思います。


posted by 華岡依音 at 12:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月23日

中1・平面図形の作図。

中学一年生は、3.14の呪縛から離れて幸せなのですが、
定規で長さを測ることを封じられて、少々おろおろします。

作図が三種類ありますね。
垂線
垂直二等分線
角の二等分線
でも結局同じことをするんです。

曲がっていてもまっすぐであっても、
ある線の上で二点を取る。
垂直二等分線のときはもう二点が決定しているけれども、
角の二等分線と垂線はある決定している一点に針をぶすりと刺した上でコンパスをくるりと回して線の上の二点を決定する。
あとはそこからシャネル型を作ればいいのです。



この話は少し続きます。
posted by 華岡依音 at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

5000時間のくれるもの。

「5000時間やれば受かりますよ」
ハンドルを切りながら、お母さまはおっしゃった。


実技の必要な学部学科というものがあり、
まず合格という形でのスタートラインに立つまでに、
小学校入学から高校卒業までに、
ざっくり5000時間の実技の準備をするのだという。


「でも何であってもそうでしょう?」

黙っている私にお母さまはミラーごしに、ちらりと目を向ける。
その目に向かって、私は頷く。

いろいろなものを目指して、スタートラインに立つために、
いままでの教え子たちが費やした時間を考えても、
本当にそのとおり。

「その5000時間を一気につめられますけどね、一般の大学は」
「そうですね」


車は夜の住宅街を、するすると走る。






「大学で、月曜日に実技の授業があったら大変ですよね」

私の言葉に、お母さまはふわりと笑って、

「いや、どちらにしても通年で**回くらいだから、足りませんよ」

自分の必要とするもののために、個々で学びは続くのだ、と。

「**さんの進まれる専門の方は、自然にまじめになりますね」
「まあ、触れていた時間の長い者勝ちですからね」
その結果は、わかりやすく表に出るものだから、
自分の姿を見て、周りの人の姿を見ることで
わかってくるという。



   5000時間を積み上げるには、
   「十二年、一日*時間」を
   たゆみなく続けることだという。

   計算してみてくださいね。
   思いのほかに短い時間です。





5000時間の階梯を、
丁寧に作り上げ、上がっていく。
そしてその上に、更なる高みに向かうための
学びをくみ上げる。



その日々を淡々と、
たゆむことなく続けてきた**さんは、


やっと
一日中
その専門のことを
考えていられるようになったという。

「寝ても、覚めても、ですよ。まあそこからですからね」




**さんの先達として生きるお母さまの一言が、
私のおなかに、すとんとおちた。



posted by 華岡依音 at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

塾の進度についていけない!と思われたら。

覚えさせても覚えさせても、忘れてしまう。

よくある相談です。大手塾に通われているお子さんは、こういう悩みをもたれることが多いのかもしれません。

その場合に、覚えること自体を絞り込む必要があるお子さんと、
覚えることを減らすことなく、覚えさせ続ける必要があるお子さんとが
いらっしゃいます。

さきに述べた方は、新しい知識をキャッチするだけの「網」自体を一緒に作り上げていきます。その網を完成させることに力点をおきますので、ほしい「網」を変幻自在に与えられるわけではありません。あくまでもお子さんの能力と、お子さんの手に入れたい「網」の大きさを見比べて、作れそうなサイズより少し小ぶりの「網」を作っていきます。その「網」が完成すれば、その容積よりもある程度までかさのあるものをためんでいくことができます。

あとに述べた方は、「網」自体を自力で作る能力を潜在的に持っています。潜在的であるからこそ、その網を作り上げていくための知識を、連続して流し込んでいきます。和紙をすいていくイメージに近いでしょうか。「網」を作るための素材を多めに必要とするお子さんは、周りの人間が目の前の結果に一喜一憂するのではなく、淡々と、淡々と、知識を流し込んであげることが大切です。

大手の塾のカリキュラムから遅れをとっているように見えるお子さんでも、すべてが前者のパターンとは限りません。自塾に対して愛があったり、プライドがあったりする場合は、後者の導き方のほうが効果が高いように思います。


塾のフォローとして家庭教師をつけて、学力を補強する場合、どちらの導き方をするかをよくお考えください。親御さんから見てわからなければ、家庭教師の先生に聞いてみてください。前者の対処が必要な場合にはもしかすると、塾をやめることをご提案する教師がいるかもしれません。その場合は、「網」の作り方を提案できるはずですので、お尋ねになるのがよろしいかと存じます。
タグ:中学受験
posted by 華岡依音 at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月25日

赤点?加点?発火点?

夏休みももうすぐ終わります。
受験生の皆さん、受験生のまわりの大人の皆さん、
受験生の彼もしくは彼女は、何を手に入れましたか?

手に入れられなかったものもあったでしょう。
すべての計画を思い通りにこなすというのは難しいものです。
もっともよい計画は、その仕事が終わった後でできるものであることはままあること。
無理をしてみたり、帳尻合わせをしてみたり、けんかになったり、疲れてみたり。
いろいろなことがありつつも、
大切なことは、体が健康であることです。
そして心も健康であれば、何の問題もない。

思うとおりに計画が進められなかったことで、9月以降に苦しい思いをするであろうことが、周りの方から見て予想のついている、そんなお子さんもおいでかもしれません。確かに大人の目から見るとできていることよりもできていないことのほうが目だって見えるでしょう。
けれども大人の目からどんなに怠け者に見えたお子さんでも、夏休みが始まる前から明らかに後退しているお子さんはいないはずです。他の方と比べると劣っているようでも、お子さんの中で前に進まなかったわけではないのです。

大人の視線で赤点をつけて、大人の心の中で発火点を越えて、かっかきたとしても、お子さんの心との温度差は広がるばかり。

お子さんがこの夏休みの間にできるようになったことを書き出してみませんか?
そのできるようになったこと、したことをすべて把握して、それらが終わっていない部分を秋以降に埋めていくのです。それ以外に道はないのですから。

夏にできたものが多いからといって、秋にすることがなくなるわけではないし、夏にできたものが少なければ、秋に何もできなくなるわけではありません。総量の差は生まれますが、それは夏だから、秋だからというわけではなく、ある目的を達成するためには時期はどうであれそのための準備は必要であるということ。

心がまえは大切です。その心を発揮できるかどうかは、下準備の質と量にかかっています。着実な下準備が心のつよいジャンプ台になり、高く飛ばせる踏み切り台になるのです。

今理想の形で勉強が進められていなくても、今一つでも二つでも進められたものが何であったのかをはっきりさせていきましょう。それが見えないときに大人の心は発火するのだと思います。

こんなに暑いときだから、クリアーな頭で、お子さんの評価を加点法でしてみる。そして直近の模擬試験に向けてどうしても足りないものがあれば、そこに最後の一週間なり十日なりをかけていくのが、けんかをするよりも、実のある時間の使い方だと思うのです。

何かのヒントが、隠れているかも?
拙書です。↓



タグ:中学受験
posted by 華岡依音 at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月18日

宿題だって、買うんだよ。

どこかに通って、もしくは誰かがやってきて、勉強する時間は、その多寡はおいておくとして、お金を出して買っている。そしてその時間に付随するものとして、学習内容も買っている、ということもできる。勉強するその時間と空間を共有するためのお金はすでに支払われている、もしくは支払われることが約束されているから、その空間と時間はキミに与えられているんだ。その場をどう使いたいかは、キミがその空間と時間を共有する人と話し合って、納得の行く形にしていけばいいと思う。だから自分の学びたくないやり方を押し付けられる前に、納得の行く学びができるところを選ぶことができるのなら選べばいい。もう選んだ、選ばれた後なのなら、キミが相手と交渉できるだけの力を身につけるまでは、力をつけることに集中したほうがいい。力がない状況で、自分の主張を通すのは難しいからだ、何かが始まってしまった後では。
たくさんの人と時間と空間を共有して、そのなかで宿題を解ききれるヒトと、解ききれないヒトがいて、キミが後者に回ってしまったとしたら、宿題が多いからといって、それをむやみやたらにはしょってしまっていいのだろうか。その環境に身をおくために、その宿題を買っているのではないのだろうか。その日に誰かから出される宿題というものは、いたみやすい食材や、成長期の靴のようなもので、それを後生大事にとっておくことで新たなゴミを作り出すことにはならないだろうか?
もしキミが宿題を解ききれないのであれば、キミに宿題を出しているヒトと直接話をしよう。話ができないのなら、話ができるところまで力をつけるしかないだろう。もしキミの立場でどうしても話ができないのであれば、キミの周りの宿題を出しているヒトと同年輩のヒトと一緒に話をしてもらったほうがいいだろう。おそらくそのヒトが、キミのために財布の中からお金を出しているヒトだろうから。宿題を出しているヒトと、その宿題を買っているヒトとが話をして、納得のいく話ができたのであればそれに従えばいいし、納得のいかない結果が残ったのなら、こちらの力をつけるか、付き合いを断つか、だと思う。

いつかキミは宿題を誰からも強制されない側に回る。仕事でのノルマは課されるかもしれないけれど、それを宿題にするかどうかはキミ次第だ。
お金をもらって動くようになったときに、二人以上のヒトの取り決めたものをどう扱うようになるかの、ひとつの例だと思うんだ。
宿題のない環境は、もちろんあるよ。宿題をほしがらないヒトに売らない環境であったり、宿題を必要としない環境を作り上げたりしているよ。そうした環境を、売っているのだから。

宿題がある環境だって、ない環境だって、結局は、買うんだよ。買っているうちに買ったものをどう扱うのかを覚えよう。そして買うということを考えようよ。
posted by 華岡依音 at 16:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月28日

イメージ力と、表現力と。

ブレーンが、お勉強の目指すもののひとつの形を示しているので、思うところを記してみたいと思います。また、Mr.Hot Cake先生の記事も拝読し、記しています。

中学受験で言うと、
「解法」といった形で「思考パターン」が伝授される。
それらを反復し、「問題の文法」という形で、問題を見た瞬間にその表現の中にかくれんぼしている「思考パターンの糸口」を見つけ、「パターン」を想起し、相手の求めている表現方法で答えを導いていく。その速度が速ければ早ければ早いほど、その導き方が正確であれば正確であるほど、複雑なものを解析できるほど、偏差値の高い学校へのチャレンジ権が得やすくなる。そして、そうした能力の高いお子さんであれば、その「思考パターン」の共通点を見つけ出して、見たことのない問題であってもねじ伏せるという技を身につける。

能力をお持ちでしっかりしたトレーナーがそばについていれば、そこまでの能力はつく。

しかし、そうした受験生生活を終えて中学に入学すると、
「解法」が「パターン」として示される機会は減る。
いわゆる東大塾と言われるような塾であっても、東大を出口の一つとして持つような学校であっても、授業風景はとても普通だ。ただ、イメージを持つための材料は早い段階で、軽く、明るく、大量に与えられる。その材料をうまく使いこなさなければいきなり成績が沈み込み、使いこなした級友たちが、数年後に「思考パターン」の糸口を示されてすいすいと受験の海を泳いでいくのを「あら?」という思いで見ることになる。そして、自分がもう一度同じ土俵に上ろうとしたとき、自分が裸であることを知る。

また、大学に入学すると、自分で何とかして知らなければならないイメージを持つための材料の量はさらに増える。そして、その材料は自分で探しに行かなければ増やすことができない。しかし、いざとなれば何とかなる。「パターン」を探しに行くことはできるから。そしてその探し方を誰かに教わりに行くこともできる。なぜならお金を払って学んでいる立場だから。コピーアンドペーストである程度の土台を作ることがまだ許されているから。もちろんすべてをコピーするようだと、糾弾される側に回るが。

そしてお金をもらう側になったときに、自分の持てるイメージの材料を自分のなかにある材料を使って表現し、さまざまな現状の中から「パターン」を見出して処理したり、いかなる「パターン」にも当てはまらないように思える状況の中でも、自分にできる一番よいと思われる方法で、できるだけ正確にねじ伏せていくことが、「思考」だと思うのだ(どうしてもねじ伏せられない場合は、自分が傷つかず、周りも傷つけないように逃げる、ということも含めて)。そしてその思考を、他の人へ伝えるために、必要なイメージの材料となる言語も、できるだけ他の人と共有しやすいもので、伝える手順も、伝わりやすさを目指すものであれば、どのような相手であっても力を与え合い、作用しあい、どのような状況であっても潜り抜けることができるように思うのだ。


つまり、「思考パターン」を与えられ、理解するためにはその前の段階の「語彙」が必要であり、その「語彙」をインプットし、アウトプットする訓練を積まなければたとえ「思考パターン」を与えられても理解ができない。ただ、その「思考パターン」ごと指導される時期は限られており、その時期以外は非常に地道な「王道」も「覇道」も「邪道」もない、こつこつとした学びの時期が続く。だからたとえ一時期「思考パターン」を与えられるだけのレベルまで学力がついたとしても、その「パターン」がすべてなのだと思った瞬間に「学ぶ力」の衰退が始まる。そして「思考」を自分の力だけで行うときに思考のために使える語彙の量が多く、その語彙を他者と共有し合えるだけのイメージ力と表現力があれば、現実を切り抜けられるだろうし、そのための頭の使い方を人は若いときに「学びの場」で身につけていくのだと思う。


そのために自分の中にあるイメージの材料である「語彙」を若い時期にこそ増やすべきであろうし、その語彙を運用できるかどうかをアウトプットし、確かめ続けることが「学びの場」でイメージ力と表現力をつけていくことであるように思う。その作業が、若い時期のお勉強のひとつの形なのではないかと思う。「思考パターン」はあくまでも仕上げの時期のうまみ調味料のようなもので、そこだけに頼るのは体にも、頭にも悪い。あくまでもイメージの材料を言葉を使って頭に入れ、言葉を使って表現すること。素材を多くし、その素材をどう結びつけるのかを知っていれば、自分の力でその素材を増やし料理する段階で、無限に「学び」を広げていかれると思うし、そのお手伝いをするのが自分の仕事だと考えている。



posted by 華岡依音 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。