2010年01月23日

「あと一週間なのに、動揺が、止められない!」としても。

おはようございます。華岡です。
千葉の入試も山場を迎えています。
東京・神奈川の試験がもう目の前です。
私の教え子くん・教え子ちゃんも目の前に迫った自分の受験校(ラスボス)に向かって、日々を過ごしています。

問題演習をしていて、「どうしよう、うまく解けない」という状況になると、動揺するのも当然です。
まだ年齢も若いし、
教科と学校によっては小学校六年生であっても高校受験の内容(大学受験で出るものを形を変えて出されている場合もあります)まで理解したうえで取り組まなければならない問題と渡り合う必要があるのですから。
集中できるサイクルが月の中で変わるようになるお子さんもいらっしゃいます。食べ過ぎただけで、集中できなくなることもあります。

原因がはっきりしたら、学力と精神力以外の原因であれば、同じ状況を作らないように周りで心掛けてみてください。
この時期だから、そこは周りが関わってもいいと思います。
入試が終わったら、その原因をお子さんにわからせて、お子さん自身の力でそうならないようにさせてあげてください。

学力の場合は、今日明日だとまだ脳が新しい知識を拒否はしないと思うので、解答部分を覚えさせるのではなく、なぜその知識が導き出せるのか、その本質を話してあげることができる人間が話してあげればよいと思います。
たとえ相手が先生であっても、そこを話す余裕がなさそうであれば、「先生に質問してきなさい」という形での解決が解決になりません。
この時期にそこを采配できるのはかなり有能な先生ですが、すべての場所にそうした先生がそろっているわけでもありません。
ご家族の中でも、その話をできる方がおいでなら、調べつくしてお話してあげてください。
精神力の場合は、「がんばれ」という言葉に逃げないでください。
子どもたちは、かなりがんばっています。
十分頑張っているかどうかは、結果との兼ね合いになるので何とも申し上げられませんが、かなり、がんばっています。
少なくとも過去に見せた頑張りとは違うものを見せてきていると思います。
それでうまくいかないのは、がんばりの方向がよくないのです。
自らを悪い方向に追い込む問題との向き合い方をしていると思うのです。
すべての問題で計算ミスをするわけではないと思います。
すべての記号問題で「正しいもの」「正しくないもの」を逆にしてしまうわけではないと思います。
追い込まれたときにどうするとその動揺からうまく抜けられるのか。
それはお子さんごとに違います。けれども動揺から抜ける方法は、どのお子さんの中にも作っていけるものです。
逆に周りが出した指示が誤っている場合には、本番にその通りにしなければならない、という変なプレッシャーがさらに付け加わります。
そうではなくて、お子さん自身の思考の仕方で、抜け道を作っておくようにさせてください。その抜け道を作るときにはそばにいても、お子さんにアドバイスをしてもかまいません。ただし決定権は持たないことです。
お子さん自身の力で見つけた抜け道のほうが、どこに行っても使える可能性が高まります。

条件を同じにして、自力で親御さんもお子さんの取り組んでいる問題を解いてみてください。そこで見えてくるものもあると思います。(親御さんとお子さんでミスしていく過程が同じであることも、よくあることです)

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必勝!中学受験攻略本 (うかる~る)

必勝!中学受験攻略本 (うかる~る)

  • 作者: 華岡 依音
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 単行本



タグ:中学受験
posted by 華岡依音 at 07:47| 読んで、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

中学入試は、大学入試へのスタートラインとは申しますが…

おはようございます。華岡です。

昨日はセンター試験の一日目でした。
国語の大問二の出典タイトルと作者名を知った瞬間からある予感があったのですが、
帰宅後、予備校のホームページで速報を確認して、



「これ、六年前に見たよね」
という言葉を口にするグループが、全国の試験会場でぽちぽちとでたのではないか…と、思いました。

現に、私自身、教え子ちゃんと演習したまさにその場面が、昨日のセンターの本文に出ていたように思います。

あの場面は記述で聞きやすいところですから、けっこう深く読み込んだ、その記憶はそんなに早く抜けないと思うのです。 

中学入試によく出る本として、各書店のフェア会場に平積みされるあの本を目にした中学受験生だった方はとても多いはず。
そのかたがたも六年経って、昨日の問題を目にしたわけです。去年の本文より、初見のかたが少ないはずです。
学校毎の平均点に有意な差が出るのではないかと思います。特にその学校で入試に出している学校は、高く出る可能性があると思っています。

同じ試験会場に、スタートラインを出て六年、トラックを一周してしまったという状態の方と、本当に初めてその本文に触れた方が混在しているのは、どうなのだろうかと、思うのです。

作問なさるかたは、周到に、そうしたことを、予備校の模試をチェックなさることで回避なさろうとしていらっしゃいますが、もう少し網を広げておかれてもよかったのでは、と、思うのです。





そして
塾のテキストで扱っているところもゼロではなかったように思います。 





posted by 華岡依音 at 08:30| 読んで、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月15日

時間のない中で、数校の傾向を見なければならないとき。 →解答・解説を読み込むことで、見えてくること。

入試が始まりました。
緒戦の結果が少しずつ出てきています。

今受けている地域と本命の学校のある地域が違う場合、
おそらく入試傾向も多少の違いがあると思います。
その場合、ますます、
あれもやらなければ、これもやらなければ、と思って、焦ってしまいます。
そんなときに、入試の過去問の問題を見ていても、頭に情報が入ってきません。
そんな時は、解答・解説を、科目ごと・分野別にさらってみていただきたいと思います。

わかりやすいのは理科・社会ですね。
同じ解答を求められることもありますし、選択肢にしやすい問題・記述させる問題にある偏りがある場合もあります。
理科にしても、実験をどのように聞いてくるか、
グラフ?表?もしくは実験そのもの?によって、復習すべきものが変わってきます。
どう考えていけばよいのかは、問題をご覧になるより、解答・解説をご覧になったほうがわかりやすいはず。
社会にしても、統計データを最新データで聞く学校と最新データとは限らない学校とがあったりします。今年は輸入がらみで覚えるものが通年と異なっていたりしますから、そのデータの暗記が試験会場で生きるかどうかにも、関わってきます。

算数でも、国語でも、同じ傾向の問題・・・
たとえば、計算だけとか図形だけとか、一つの分野に絞って何年分も見ていくのです。
国語ならどのような漢字を出しているか、同音異義語が好きとか、何年も見ていくと同じ漢字を出している場合もあります。

出題傾向がかぶる学校は、かぶります。
ある年度から、まったく傾向が変わる場合もあります。
出題にサイクルのある学校もあります。

もしその傾向が見えてきたら、そこをわかっていると、その学校での得点率が上がる可能性があります。
今年から傾向が変わった場合は、条件が皆さん同じになるのですが、
傾向が大きく変わらなかった場合には、ここが差を作ることになる、可能性があるのではないかと思います。

急遽受験を決めた学校がおありの場合は、とくにお勧めです。


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posted by 華岡依音 at 12:11| 読んで、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月10日

年末年始に読んだ本。

おひさしぶりです。華岡です。

今日は教え子ちゃんたちの予定が重なって、この曜日のこの時間に珍しく自宅におります。
掃除、洗濯、布団干し、犬の散歩を終え、
一人でコーヒーを立てて、パソコンを立ち上げました。

年末年始に見つけて楽しんだ本について、少し書いてみようかな、と思いました。

教え子ちゃんの親御さんに教えていただき、夫が作者の人を好きだったこともあって、すかさず買った、『元素生活』です。


元素生活 Wonderful Life With The ELEMENTS

元素生活 Wonderful Life With The ELEMENTS

  • 作者: 寄藤 文平
  • 出版社/メーカー: 化学同人
  • 発売日: 2009/07/16
  • メディア: 単行本



化学系といえば、わりと萌えねらいのものが多くて、買ってはいたものの若干ののめりこめなさを感じていたのですが、この本は女性ものめりこみやすいです。いや、キャラクターが男性だからというわけではなく。
実生活の中でどういう働きをしているかが視覚的によくわかります。
あとは体の中でどのような働きをしているかもよくわかるので、生物的にも家庭科的にもお役立ちです。

今のところ、私の教え子くん・教え子ちゃんたちの三分の一位がこの本にのめりこみ中です。
化学を本格的に始める前に読んでおくと、周期表を見るのが楽しくなるように思います。





あとは動物好きの方には、このシリーズ。



先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!

先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!

  • 作者: 小林朋道
  • 出版社/メーカー: 築地書館
  • 発売日: 2009/07/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



これが最新刊です。

先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

  • 作者: 小林 朋道
  • 出版社/メーカー: 築地書館
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 単行本



これが一冊目で、

先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!

先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!

  • 作者: 小林朋道
  • 出版社/メーカー: 築地書館
  • 発売日: 2008/10/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



これが二冊目です。
タイトルの付け方が秀逸であること、
文体もいい感じであること、
そして、作者の方が正直です。
土屋賢二先生をお好きな方なら、テイストが似ていますよ、と申し上げてもよいのではないかと思います。

夫いわく、「装丁の雰囲気が、あの人のあのシリーズに似てるよね。好きな人は反応するんじゃないかな」というカラーリングです。

小林朋道先生が新書を書きおろすことになったら、受験の本文にしたいと思う学校は多いのではないでしょうか???



最後にこの本です。

君も精神科医にならないか (ちくまプリマー新書)

君も精神科医にならないか (ちくまプリマー新書)

  • 作者: 熊木 徹夫
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2009/12
  • メディア: 新書



この本の、人とのかかわりあい方は、一つ一つうんうんとうなずきながら読んでしまいます。
この方がお仕事を始めて15年くらい、ここまで技術を磨けるのだなあと思いながら読みました。
患者さんとのかかわり、ではなく人とのかかわりとして読んでいくと、響くところが多いように思います。

これからも細々と書いていこうと思います。
よろしくお願い申し上げます。
posted by 華岡依音 at 12:36| 読んで、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月17日

中学受験から大学受験をつなぐ、国語の問題集をみつけました。

こんにちは。華岡です。

昨日本屋さんで、素敵な問題集を見つけました。

「ちくま評論入門」です(クリックしていただけると、アマゾンのページに飛びます)。

まだ出て間もない本ですが(それでも二週間は経っています)、
この本は大学受験を考えている高校生のみなさんだけでなく、
難関校を狙って中学受験をなさった中学生のみなさんにもお勧めです。

中学受験のための塾には、学校名をつけた学校別の特訓授業があると思います。そのクラスの中でやりぬかれた方にとっては、中学校の教科書はやさしすぎてびっくりなさるかたもおいでなのではないでしょうか。

そうした方に、本文の長さと難しさ、脚問→読解の問題といったかたちでの記述式解答の作り方と、中学受験当時のレベルを落とすことなく読みこみ、解き続けていかれるテキストだと思います。
もちろん、いきなり全部を解くのは大変ですから、お子さんの興味を持てるところから順々に進めていただければ良いのではと思います。

そして、この本が終わられてしまった方は、
ちくま評論選へと進まれてもよろしいかと存じます。

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posted by 華岡依音 at 11:27| 読んで、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月08日

中学校入学は、6年後へのスタートライン。

おはようございます。華岡です。

新中学生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
いよいよ中学生、いきなりお勉強の時間が増えますね。
午前中の休憩もなく、昼食まで連続してお勉強というのは
なかなかタイヘンなことだと思います。

新中学生のご家族の皆さま、ご入学おめでとうございます。
新たな経験の始まりですね。
今までに比べて、より実力が同じような方が集まっていらっしゃるので、その中でお子さんが実力を積み上げていかれるのは、それほど簡単なことではありません。

しかし、母集団が学校内で四桁ということはないでしょうから、学校の成績だけにこだわりすぎず、もっと大きな母集団を見ていただければと思います。
今年の人口統計によると、12歳のお子さんの人口は119万1000人です。そして、吉川徹さんの『学歴分断社会』でも書かれているように、その半数前後のお子さんとお子さんのお家族が大学進学をなさっていくと考えてよいと思います。
文部科学省の資料の「進学率」から、現在高校を卒業したお子さんの世代の大学進学率を親御さんの世代のそれと比較してみてみます。
ざっくり言うと、親御さんの世代での男性の大学進学率が女性の大学進学率になっていて、男性の二人に一人が大学進学をしている状況です。
6年後、この状況が大きく変わるということはないと思います。

決して煽るわけではなく、このブログをお読みいただいている親御さんにとって、6年後にお子さんに大学に行かない選択肢を示されるのは多少の勇気が要ると思うのです。

そうなると、6年後にもう一度実力の総決算が行われるということになります。

そのために、これからしばらくかけてしていただきたいのは、
中学生の間に文系・理系を完全に絞り込まなければならないかを見極めることです。小学生時代に極端な得意・不得意がなければ、中学生の間は、勉強の仕方を誤らなければ文系・理系に偏りすぎる成績になることはありません。しかし、小学生時代からの流れでそのどちらかに偏っている場合、まずは小学校時代からの苦手のモトを振り返って取り除いていき、それがどうしても難しい場合は、得意なものを伸ばしていかれたほうがよいと思います。それを見極めるのに必要な時間は中学校の三年間であると思います。


もちろん、中学校生活はお勉強だけではありません。それについては改めて。


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posted by 華岡依音 at 11:15| 読んで、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月25日

算数の「キモ」は割り算だから。

おはようございます。華岡です。

算数や数学が苦手だとご本人が思っておいでだったり、
周りの方がお思いであったとしても、
実は原因が算数ではない場合があります。

新しい問題の解法を学ぶ時、意味を日本語を使って説明します。
その言葉の意味が、今までの経験を無意識に応用してわかってしまうお子さんは、
公式を丸暗記しているように見えても、問題の中で運用できます。
しかし、今までの算数の経験とどうつながってくるのか理解できないと、前に進めないお子さんがおいでの場合、
理解力が遅いように映るかもしれません。しかし、そうではないのです。
それは、公式が何を表わしているかを日本語で一歩踏み込んで納得のいく説明を、教える側ができていないからだと思うのです。

ウロコ先生という、懇意にさせていただいている先生が、「割り算」について深く踏み込んだご説明を過去になさっています。初めの一回分のリンクを張りました。そこから、順々にお読みください。2008年の10月に書かれています。

春休みという、少し余裕のある時期に、通してご覧いただければ、と思います。


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タグ:割り算
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2009年03月23日

『あなたのお子さん、このままでは大変なことになりますよ』。

こんばんは。華岡です。

昨日は、この本も買いました。
moro.jpg
『あなたのお子さん、このままでは大変なことになりますよ』です。


この本はタイトルからしてショッキングなものですが、
立ち読みをすることなく、「ジャケ買い」しました。
諸富先生を直接知る先生方から、先生の才能と人徳についてかねがね伺っていたからです。





正直なところ、この本には多くの「耳が痛くなること」が書かれていると思います。

けれども、最初の部分で心に響くところがあった方は、前半をこらえて読んでいただきたいのです。

「この本の通りにはできない」とお思いになる方がいらっしゃったとしても、こらえて読んでいただければと思うのです。


そして後半に載っている、実際に試せる工夫を一つでも二つでも試していただけると、効き目があると思うのです。



学校の教育現場でも、こうした工夫によって子どもの心を育てようとする実践が行われ、成功を収めています。人として社会の中で生き抜ける精神を育てる実践の日々を、続けてこられた先生の珠玉の工夫が詰まっています。


この本は、読まれる方の心を責めるための本ではありません。この本は「大変なこと」を避けるための処方箋なのです。




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posted by 華岡依音 at 22:58| 読んで、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

払ったオカネ以上に相手を利用する。

おはようございます。華岡です。

昨日、プレジデント・ファミリーの2009年五月号を買ってきました。

プレジデント社のホームページに行かれると、中の雰囲気も確認できます。

「学校と塾 100倍活用術」が今回のメイン特集です。

うまく動かせば、オカネ以上の仕事をしてもらえる、しかもわが子のために・・・となると、それはなかなかおいしい話です。

その中で「塾の講師に相談するときの基本姿勢」に触れている部分で、多少補足ができるかな?と思いました。

塾の先生の勤務時間の中で、授業に当たる時間、授業の前後に授業にかかわるお仕事をなさる時間があり、ミーティングもあります。親御さんとの面談も入ってきます。
親御さんの一日の中で「時間を取れる」ときがあるといっても、どこでも、突然、時間が取れるわけではないように、塾の先生もお仕事上のルーティンがおありです。そのなかでブッキングしようとなさるのであれば、
「時間を決める」ことが大切だと思います。
まず、先生とお話をなさる日時をあらかじめ決めることです。
突然相談を持ちかけるよりは、いつ、どこで、相談するかを決めてくださる親御さんのほうが、集団でお子さんを持っていらっしゃる先生は楽なはず。学校の先生とお話しなさる時も、そうですよね?
そしてなにより大事なのは、相談の日時の始めと終わりを明確に決めること。
いわゆる「ケツカッチン」の状態で相談に入ることです。
その状態で話をまとめようとすると、「大事なこと」から話し始めざるを得ませんし、もっと言ってしまえば、あらかじめ相談の前に、お手紙の形ででも相談したい内容について先生に伝えておかれれば、もっと楽に事が進みます。
そして、「ケツカッチン」であれば、相談を受ける先生も余裕をもって親御さんのお話に応じることができます。
いつもそのやり方を守れば、「あの親御さんは相談上手だから、相談された内容を実践に移しやすいな」と思われるのではないかな?と思います。

私は個別の指導なので、指導時間と同じかそれ以上に、親御さんのお話を伺う場合もあります。ただ、いきなりだとそれはできないので(私自身がケツカッチンになっている場合もありますので)、その場合は、今述べたような形で打ち合わせを親御さんとした上で、お時間をとらせていただくようにしています。

相談の日時をあらかじめきめ、相談内容をあらかじめ開示し、同時に親御さんの持っているデータを開示し、「ケツカッチン」を厳守する。


そうすることで、払ったオカネ以上に相手を動かすことができると思います。

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posted by 華岡依音 at 06:52| 読んで、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月17日

英語を始めるその時に。もし猫がお嫌いでなかったら。

こんにちは。華岡です。
受験が終わり、英語の準備が気になる今日この頃、の方もおいでかと存じます。
問題集・参考書もたくさんありますが、この本も素敵なのでは、と思います。




「猫の生活をすべて英語で説明できるようになろう」というコンセプトで書かれた、なんとも素敵な一冊です。
私も本屋さんで手にして、「やられた!」一人です。
英語を長く学んできた方も心くすぐられますが、
これから英語を学ばれる方がこの本を手にしたら、
いろいろ、納得しながら学べること請け合いです。

なんでこの方、こんなに、猫の表情や動きを適確に撮っていらっしゃるのだろうと思っていたら・・・・

この方、




この、「まこ」ちゃんの本を作られた方だったのですね。
非常に納得しました。

猫ファンの方ならずとも、クスッと笑いながら、頭に英語表現が入っていくかと存じます。
まずは、"in""out"で心をわしづかみにされていただければ、と思います。
タグ: まこ 英語
posted by 華岡依音 at 14:20| 読んで、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

私の履歴書 保守政権の担い手

歴史は、もう習い終わっているけれど、昭和以降の政治の流れがあまりにも駆け足過ぎてよくわかっていない状態のお子さんが周りにいらっしゃる方にこの本をお勧めします。

その場に身をおいていた人にしか書けない、生々しい現代史です。
その方その方の書きっぷりが楽しめるのですが、なにせ分厚いですから、レジに行く前に挫折してしまわれるかもしれません。
よろしければ、福田赳夫の手による113ページからの文章をごらんいただいた上でご検討ください。
残したメモのノートの厚みがあれだけになる方の記録です。数多くの政治家の息遣いと、彼らに対峙した彼自身の静かなペンの音がページの向こうから聞こえてくるようです。

歴史の復習をするときに、このときこの人はこんなことを言ったんだよ、こんな思いだったんだよ、という言葉を付け加えると、総理大臣の前後関係がつながるだけでなく、なぜこのときこういう出来事が起こるのか、を理解できた上で覚えられると思います。




posted by 華岡依音 at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んで、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月22日

ワーキングプア 日本を蝕む病

金は天下の回り物、です。

天下は日に日に広がって、
グローバリゼーションの名の下に、
循環しているように見えます。

水が循環するように。


今、
わたしが価値があると思うものに、
わたしの労働によって得たお金を払う。
そのお金はどこへ行くのか?
そのお金はわたしの手元に循環して戻ってくるのか?

そのことを疑ってかからなければならない時代になりました。

わたしの手元を離れたお金は、
誰の手元に流れていくのか。
誰の手元にとどまるのか。
その渡された相手は、うまく循環するように
お金を使おうとしているのか?


今のままでは

わたしの手元を旅立ったお金のほとんどは
循環して手元に戻ることはないだろう。


そう、予感させる本です。



この状況を別の方向へ持っていくには、
豊かで幸せな、手にお金を握っている子どもに
この状況を知らせること。
これがはじめの一歩かな、と思います。

中3の教え子たちに読んでもらおうと思いました。
posted by 華岡依音 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んで、考えた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月24日

おまっとさんでした!携帯問題集、1600年までの教科書に載っている歴史の言葉です。

携帯問題集2007年版です。
2006年版はホームページからアメブロに飛んでくださいませ。
携帯電話で読み込んで、赤シートで隠しながらやってみましょう。
これって、みんな文部科学省の認可つきの教科書に載ってるんだよ。


1 あけちみつひで

明智光秀

2 あしかがよしまさ

足利義政

3 あしかがよしみつ

足利義満

4 あづちじょう

安土城

5 いしぼうちょう

石包丁

6 いしやまほんがんじ

石山本願寺

7 いずものおくに

出雲の阿国

8 いたづけいせき

板付遺跡

9 いっこういっき

一向一揆

10 いなりやまこふん

稲荷山古墳

11 いまがわよしもと

今川義元

12 えだふなやまこふん

江田船山古墳

13 えんりゃくじ

延暦寺

14    おうにんのらん

応仁の乱

15 おおきみ

大王

16 おけはざまのたたかい


桶狭間の戦い


17 おだのぶなが

織田信長

18 おののいもこ


小野妹子


19 かたながりれい

刀狩令

20 かまくらばくふ

鎌倉幕府

21 かんいじゅうにかい

冠位十二階

22 がんじん

鑑真

23 かんぱく

関白

24 ぎょうき

行基

25 きんかく

金閣

26 ぎんかく

銀閣

27 げんこう

元寇

28 げんじものがたり

源氏物語

29 けんずいし

遣隋使

30 けんとうし

遣唐使

31 ごうぞく

豪族

32 ごおん

御恩

33 こくぶんじ

国分寺

34 こじき

古事記

35 さんないまるやまいせき

三内丸山遺跡

36 しっけん

執権

37 じゅうななじょうけんぽう

十七条憲法

38 じゅうにひとえ

十二単

39 しゅごじとう

守護地頭

40 しょいんづくり

書院造

41 じょうかまち

城下町

42 じょうきゅうのらん

承久の乱

43 しょうそういん

正倉院

44 しょうとくたいし

聖徳太子

45 しょうむてんのう

聖武天皇

46 じょうもんどき

縄文土器

47 しんでんづくり

寝殿造

48 すいぼくが

水墨画

49 せいいたいしょうぐん

征夷大将軍

50 せいしょうなごん

清少納言

51 せきがはらのたたかい

関が原の戦い

52 せっしゅう

雪舟

53 せっしょう

摂政

54 せんごくだいみょう

戦国大名

55 せんのりきゅう

千利休

56 ぜんぽうこうえんふん

前方後円墳

57 そがし

蘇我氏

58 そようちょう

租庸調

59 たいかのかいしん

大化の改新

60 たいこうけんち

太閤検地

61 だいせんこふん

大仙古墳

62 だいぶつ

大仏

63 たいらのきよもり

平清盛

64 たねがしま

種子島

65 だんのうらのたたかい

壇ノ浦の戦い

66 てっぽう

鉄砲

67 てんかふぶ

天下布武

68 てんじてんのう

天智天皇

69 とうだいじ

東大寺

70 どぐう

土偶

71 とくがわいえやす

徳川家康

72 とよとみひでよし

豊臣秀吉

73 とらいじん

渡来人

74 ながしののたたかい

長篠の戦い

75 なかとみのかまたり

中臣鎌足

76 なかのおおえのおうじ

中大兄皇子

77 なんばんじ

南蛮寺

78 にほんしょき

日本書紀

79 はしばひでよし

羽柴秀吉

80 ひみこ

卑弥呼

81 ひめじじょう

姫路城

82 ふじわらのみちなが

藤原道長

83 へいじょうきょう

平城京

84 ほうこう

奉公

85 ほうじょうときむね

北条時宗

86 ほうじょうまさこ

北条政子

87 ほうりゅうじ

法隆寺

88 ほんのうじのへん

本能寺の変

89 まくらのそうし

枕草子

90 みなもとのよしつね

源義経

91 みなもとのよりとも

源頼朝

92 むらさきしきぶ

紫式部

93 むろまちばくふ

室町幕府

94 もっかん

木簡

95 やまたいこく

邪馬台国

96 やまとえ

大和絵

97 やまとちょうてい

大和朝廷

98 やまのうえのおくら

山上憶良

99 やよいどき

弥生土器

100 よしのがりいせき

吉野ヶ里遺跡
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2006年10月03日

ぼく、けいご。

という問題集を本家に作ったりしているのですが、

母国語の文法の学習は、

小学生段階でまず運用できるようにする。

中学生段階で運用できているものに実は隠されたルールがあることに

気づかせる。

それをふまえて、時代の違う文法事項についても理解を深めていく

という流れで

学ばせていくために、

こんなにも古典文法の枠組みにリンクした形で

文法の学習があったのだと思うのです。

そして、敬語と言うものは相手の必要な表現です。

待遇表現というと硬い言い方になりますが、

敬意を持った人と人とのつながりのなかで

初めて成立する文法事項です。

  だから中学入試レベルだと

  運用できるかどうかを尋ねる問題のほうが多いように思っています。

さて、敬語の分類を変えようという動きがあるようです。


現代語だけです。

もちろん。


現代日本語をネイティブでない方が学ぶためのものとして

分類するものであれば

もしかすると意味のあるものかもしれません。


でも国文法の教育の中にこれをもってくると

古典文法と枠組みが変わってしまうために

混乱をきたすのではないかと思います。



最終的な目標として

外国語のように学ばねばならない古典文法に

出来るだけ楽にスイッチさせるための現代語の文法が

国文法の授業の核になっている以上、

枠組みを変えることは

学ぶ側にとっての面倒さを新たに生むことになるでしょう。


もしくは

古典文法を学ぶことを最終地点にしないという前提で

新たな現代語の文法の授業を打ち出すか


どちらにしてももう少し時間が必要だし


もし教科書へ反映させるようなことが万が一にもあろうことなら、

なによりも教授法を確立させてから

教科書への反映をしていただければな、と思います。
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2006年09月30日

命をいとおしく、人をいとおしく思いたい、そんなときに。

非常に淡々とした文体で始まる。

余計な説明もなく、目の前でいきなりクライマックスが始まっている。

演劇的な展開だ。

場面場面にスポットライトが当たり、そしてその登場人物が

どこにいるかを理解したとき、

目が離せなくなる。

シンプルな文が続く。

その文のつむぎあげてきたものを振り返ってみると、

なんとしろく、うつくしいのか。

最後のページを繰った後、

はじめに戻りたくなる。

もしくは、途中のある頁に。

登場人物たちと、行き直す為に。

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非常に淡々とした文体で始まる。

余計な説明もなく、目の前でいきなりクライマックスが始まっている。

演劇的な展開だ。

場面場面にスポットライトが当たり、そしてその登場人物が

どこにいるかを理解したとき、

目が離せなくなる。

シンプルな文が続く。

その文のつむぎあげてきたものを振り返ってみると、

なんとしろく、うつくしいのか。

最後のページを繰った後、

はじめに戻りたくなる。

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2006年08月01日

学びの場。

人は、他人(ひと)の力によって、変わり易くなる。

人は、自分の力だけで、変わり難いと思う。

そんなにも自分を変えるのが難しいから、

ひとは自分を変えるためにさまざまな集団に属して、

自分を変えようとする。

しかし、その集団の持つ理念だけが

その人を変えるのではない。

そこに属する、自分を変えようとする人々の

ライブでリアルな人と人とのふれあいが、

変わろうとしている自分の魂の化学反応の触媒となるのだと思う。

結局、変わるのは自分自身。

お互いの人間の魂は、融合するように変わっていくのではなく、

別々に、お互いを触媒にして

よりよい関係を作っていける形に自分を変えていく。

そうした人々の集団だから、

よい集団は切磋琢磨が続いていくのだと思う。


魂に色があるのだとすると、

その魂同士が近づくと、

その魂の持つ色が重なり合って、

新たな色が生まれるのだろう。

(この場合の色は光で考えていただきたい。)

自分と同じ光をもとめて、

ピンクの世界を作り出す二人も、

紫の世界を作り出す三人も、

臙脂色の世界を作り出す一万人も、

いらっしゃると思う。

でもそれぞれの魂が持つ光の関係で、

赤を求めて向かった先が青だった、

でもその結果を楽しめる、

それはそれでよいと思う。


しかし、

自分がいったい何色を志向するのかわからない、

迷いの中にいるおとな。

もしくは何色にでも染まることのできるこどもたち。

そうしたひとにかかわる人間は

どんな色の魂が必要なのだろう。

もちろん、ひとつの色、

青でも赤でもいいんだけれど、

その色に染まりたい、もしくはその色と自分を重ねたい

という場に向かうのも

「アリ」だと思う。

それが塾を選ぶことであり、家庭教師を選ぶことだから。

それが学校を選ぶことであろうから。

けれど「学び」と「気づき」のすべての方向に向かう可能性を持つ

ひとを「待つ」側としては、

できるだけいろいろな色をまぜた形−−−−白を保って、

ニュートラルな立場で臨みたい。


光は闇を照らし出す。

闇の中に隠された問題を照らす。

闇を抱えた人が、自分を気づくきっかけになる。

少し近づけば、少し照らされる。

思い切り中に入ってくれば、一気に照らされる。

あかるいほうへ、あかるいほうへ。

そう、呼びながら、わたしは待っていたい。


内田先生はこう書かれている。
  
「学ぶ」というのは金を出して教育サービスをオン・デマンドで購入することではない。
「学ぶ主体」が「消費主体」として自己規定し、「短期的に確実なリターンが確保されたクレバーな教育投資」をめざす限り、そこにはどのような「ブレークスルー」も到成しない。
ひたすら、「同一者」le Même の再生産が続くだけである。


学ぶということは、

その学びが終わって、その場を離れた後で、

その意味がじわりじわりと効いてくるものだと思っている。

その意味では「学び」は消費であるはずもない。

「学び」は蓄積だ。その間はリターンなどありえない。

「学び」の途中で確認する作業はリターンとは全く異なる。

それは「学び」や「気づき」のタグを、

自分の脳みそに作っていくことに他ならない。

それは「学び」を強固なものにするためのもの。

そこででてくるちいさな結果は、

学びの場を離れ、自分で場を作り出す側に回ったときに、

どのように自分が学び続ければよいのかを

実験している、その結果だと思っている。


その実験工場である学びの場。

そこに響く適切な声のボリュームは、

男性の持つそれと女性の持つそれは物理的に違うのだ。

だから学びが細分化され、

社会にでる前の最後の学びの場(であることが多い)は、

片方の性別の集団であってもよいように思う。

声を出すこと、聴くことにストレスを感じない状態であることは、

学びや気づきがデリケートなものであればあるほど

そこに集中しやすい場もデリケートなものになるから、

必要なことではないだろうか。

そのあたりの論考は

この本に詳しいのですが、

五感のストレスをまず取り除いて、

その中で学びたいと思った人が、

白い光を放つ指導者のもと学ぶことができる。

そうした場には、

声高に叫ぶかたはおいでになりません。

その場には、

おだやかに話をすることのできる人と人との関係がある。

この半年、さまざまな先生にお目にかかりました。

そこでわかった経験則です。

そうした光の中で、光を溜め込む作業が、

学びの場なのだと。続きを読む
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