2007年12月18日

入れやすいものを最優先で。

過去問であともう少しで合格点、だけど…あともう一息で越えられるのに、どうしようと悩まれる方もおいででしょう。
今なら、合格点に届かないその幅を埋める知識のなかで優先順位をつけられると思います。
特に、理科は、これから身につけるのは時間的に難しい項目もあると思います。
例えば四季を通じて身につける生き物のありさま。これに比べれば天体の運行は克服しやすいと思います。
なんだかんだ言っても理論を理解させるのはまだ間に合います。生物であっても、内部であればまだ説明が可能です。


あとはうまく説明できるように準備をすることとあわせて、お子さんにとって納得しやすい項目を洗うことです。
親御さんが苦手なものはお子さんも苦手であることがままあります。ともに生きる家族ですからしょうがありません。だからこそ、ご自分が得意かどうかではなく、お子さんが拒否反応を起こさないかどうかで最後の振り分けをした上で優先順位を決め一つ一つつぶすことが大切です。

理解しやすいものから、一つずつ。

苦手だから逃げていいものと逃げるとまずいものはまだ分けるチャンスがあると思います。
ここでもう一歩踏み込んで覚える作業に入ることはストレスフルです。ラストスパートをしやすくするための地均しのチャンスが今だと思います。
posted by 華岡依音 at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月17日

漢字を感じる。

漢字で点が取れないとお悩みの方もおいでのことと思います。
そんな時にも、過去問です。

過去問の年度、問題番号、漢字の問題文と解答とを表計算ソフトで打ち込み、学校別のシートを作ります。

打ち込み終わったら、解答で並べかえると
学校によっては好みの漢字があることがあります。
それ以外にも
同音異義語を好んで出す学校や
字形をミスしやすいものを出す学校や
漢字自体は簡単でも…といったもの。
例えば
読ませ方が小学校の配当でないものや
和語・漢語の語彙レベルで漢字の特定が難しいもの。
はたまた漢字が中学生の配当のものだったりすることも。

その特徴をつかんで、練習する漢字を絞り込むのも負担の軽減につながります。

入試によくでる漢字集を全部やっていらっしゃるのに過去問で点が出ない、若しくはそうした漢字集を解く時間が取れないというお子さんがおいででしたら、さほど時間のかかる作業ではないので、表計算ソフトを立ち上げて、志望校の漢字を感じることをお勧めします。
posted by 華岡依音 at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国語の本文が読めない、のであれば。

国語の過去問を解くとき、
本文の中で使われている用語がお子さんの持っている語彙量を超えている場合は、それが志望校であるならば語彙量を極力増やすしかありません。
しかしながら毎年同じジャンルの本文が扱われるわけではありません。
そこで語彙を増やすために利用するべきなのは、
過去問の選択肢の中で使われている言葉です。
空欄補充の選択肢であったり、
内容一致で使われている用語など、
和語であっても
漢語であっても
外来語であっても
慣用句であっても
ことわざであっても、
問題の中で出されている言葉は、筆者の使っている言葉ではなく、
お子さんが行きたいと思っていらっしゃる学校の先生の言葉です。
特に志望順位が下がる場合は、過去問を全年度分お子さんに解いてもらう時間がないかもしれません。そのときでも、選択肢に使われている語彙のレベルを確認しておくと、どのような語彙を理解していることが大切であるのかが見えてくるのではないかと思います。


日常生活のヒントは、こちらに。


posted by 華岡依音 at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月14日

国語の過去問を解くときに。そして説くときに。(まずは準備から)

他教科の過去問を解く前にはそれぞれの問題の解き方を念入りに練習して、それでも過去問を解くとうまくいかないということがままありますが、国語の過去問は

ま、とりあえず解いてみて。

という感じで解かされてしまうというのはなかなかに気の毒なところです。
本当に実力相応の学校でなければ、本文を読みこなすこともできなければ問題を解きこなすこともできません。

でもそんな簡単に過去問の国語の問題をすいすいと解けるということはないと思うのです。

だから今の時期に過去問を教材に取り入れたとしても、
やみくもにすべてを解説しようとしたり、
本文の内容を学校の国語の授業のように説明するだけだったり、
答え合わせをして正しい答えが何なのかを知らせるだけだったりでは

「解いている」時間に意味があっても、
「説いている」時間の意味が薄れることが多いと思います。

まず本文レベルがお子さんの語彙量と合っているか、
問題形式の学校ごとの違いを理解しているか、
そういったことを「説く」人間が
お子さんが「解く」前に体感しておくのがよいと思います。

まず速読した段階で理解しにくい単語を拾っておく。
そして解答の根拠もしくは解答自体を本文中から見つけていく際に、
問題の指示から考えて妥当なところに答えがあるのか、
はたまた本文全体から言い換え表現をたどりながら答えを拾い上げる必要があるのか、
それともお子さん自身の人生経験の中から
語彙を拾い上げて本文の記述とつなげていく必要があるのか、
もしくは人生経験とは関係なく
単純に新たな知識を覚えていくことで処理できるのか、
それを分析しておいて、
お子さん自身の国語の実力(模試などの)から見て
解けるであろう問題が解けなければ
本文レベルが高すぎる可能性があるのでしょう。
高すぎるからといって受けるのをあきらめるのではなく、
その学校でよく扱われる本文テーマについての語彙を増やすように
すればよいのです。
そうしたときには単語カードを作られるのがよいと思います。
表面に本文の「わからないことば」を含む文を書き(単文レベルで大丈夫)、
裏にその意味を書いておきます。
学校別にリングを作っておかれるとよいのではないでしょうか?


本文レベルが合っていても問題の解答が妥当なところにない学校もありますので、それはあくまでも短時間で解いてみるのが「解説する人」の予習として一番よいのだと思います。
長時間かけて理解するのではなく、お子さんが本番でかける時間の何割かで理解できるかどうかを確認しておく。それで答えを探しにくいようなものを、お子さんもミスする可能性が高いですし、ほかのお子さんもミスする可能性が高いと思います。


そうして準備を進めた上で、
解説に入りましょう。

お役に立てそうでしょうか?
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家庭教師

本を書きました。お役に立てるヒントも多いと思います。


posted by 華岡依音 at 12:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月05日

二つなら二つ、一つでも二つ、二つにして一つ、なーんだ?

答え:それが中1の作図のコツです。


線の上に二つの点があれば、そこにコンパスの針をさして、くるり、くるりと回して、シャネル型を作る。(シャネル型については、過去記事をご参照ください)

シャネルのつくる、弧と弧との交点を結べば垂直二等分線の出来上がり!

まっすぐであっても折れていても、その線の上に、もしくはその線の外側に目印になる点が
一個あれば、そこにコンパスの針をさして、くるりと回して、円と交わる点を二個作る。

二個点ができたら、その点にコンパスの針をさして、くるり、くるり。そうして一つの交点をとって、最初の点と結ぶと垂線もしくは角の二等分線の出来上がり!


ここからいえることは・・・
二つの点から等距離のものをしりたければ垂直二等分線の作図を、二直線から等距離のものを知りたければ角の二等分線の作図をすればいいということ。垂線の作図は角度の90度の作図で活躍すことがあるかもしれません。

試験で役に立ちますように・・・
posted by 華岡依音 at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 携帯問題集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月23日

中1・平面図形の作図。

中学一年生は、3.14の呪縛から離れて幸せなのですが、
定規で長さを測ることを封じられて、少々おろおろします。

作図が三種類ありますね。
垂線
垂直二等分線
角の二等分線
でも結局同じことをするんです。

曲がっていてもまっすぐであっても、
ある線の上で二点を取る。
垂直二等分線のときはもう二点が決定しているけれども、
角の二等分線と垂線はある決定している一点に針をぶすりと刺した上でコンパスをくるりと回して線の上の二点を決定する。
あとはそこからシャネル型を作ればいいのです。



この話は少し続きます。
posted by 華岡依音 at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

5000時間のくれるもの。

「5000時間やれば受かりますよ」
ハンドルを切りながら、お母さまはおっしゃった。


実技の必要な学部学科というものがあり、
まず合格という形でのスタートラインに立つまでに、
小学校入学から高校卒業までに、
ざっくり5000時間の実技の準備をするのだという。


「でも何であってもそうでしょう?」

黙っている私にお母さまはミラーごしに、ちらりと目を向ける。
その目に向かって、私は頷く。

いろいろなものを目指して、スタートラインに立つために、
いままでの教え子たちが費やした時間を考えても、
本当にそのとおり。

「その5000時間を一気につめられますけどね、一般の大学は」
「そうですね」


車は夜の住宅街を、するすると走る。






「大学で、月曜日に実技の授業があったら大変ですよね」

私の言葉に、お母さまはふわりと笑って、

「いや、どちらにしても通年で**回くらいだから、足りませんよ」

自分の必要とするもののために、個々で学びは続くのだ、と。

「**さんの進まれる専門の方は、自然にまじめになりますね」
「まあ、触れていた時間の長い者勝ちですからね」
その結果は、わかりやすく表に出るものだから、
自分の姿を見て、周りの人の姿を見ることで
わかってくるという。



   5000時間を積み上げるには、
   「十二年、一日*時間」を
   たゆみなく続けることだという。

   計算してみてくださいね。
   思いのほかに短い時間です。





5000時間の階梯を、
丁寧に作り上げ、上がっていく。
そしてその上に、更なる高みに向かうための
学びをくみ上げる。



その日々を淡々と、
たゆむことなく続けてきた**さんは、


やっと
一日中
その専門のことを
考えていられるようになったという。

「寝ても、覚めても、ですよ。まあそこからですからね」




**さんの先達として生きるお母さまの一言が、
私のおなかに、すとんとおちた。



posted by 華岡依音 at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

塾の進度についていけない!と思われたら。

覚えさせても覚えさせても、忘れてしまう。

よくある相談です。大手塾に通われているお子さんは、こういう悩みをもたれることが多いのかもしれません。

その場合に、覚えること自体を絞り込む必要があるお子さんと、
覚えることを減らすことなく、覚えさせ続ける必要があるお子さんとが
いらっしゃいます。

さきに述べた方は、新しい知識をキャッチするだけの「網」自体を一緒に作り上げていきます。その網を完成させることに力点をおきますので、ほしい「網」を変幻自在に与えられるわけではありません。あくまでもお子さんの能力と、お子さんの手に入れたい「網」の大きさを見比べて、作れそうなサイズより少し小ぶりの「網」を作っていきます。その「網」が完成すれば、その容積よりもある程度までかさのあるものをためんでいくことができます。

あとに述べた方は、「網」自体を自力で作る能力を潜在的に持っています。潜在的であるからこそ、その網を作り上げていくための知識を、連続して流し込んでいきます。和紙をすいていくイメージに近いでしょうか。「網」を作るための素材を多めに必要とするお子さんは、周りの人間が目の前の結果に一喜一憂するのではなく、淡々と、淡々と、知識を流し込んであげることが大切です。

大手の塾のカリキュラムから遅れをとっているように見えるお子さんでも、すべてが前者のパターンとは限りません。自塾に対して愛があったり、プライドがあったりする場合は、後者の導き方のほうが効果が高いように思います。


塾のフォローとして家庭教師をつけて、学力を補強する場合、どちらの導き方をするかをよくお考えください。親御さんから見てわからなければ、家庭教師の先生に聞いてみてください。前者の対処が必要な場合にはもしかすると、塾をやめることをご提案する教師がいるかもしれません。その場合は、「網」の作り方を提案できるはずですので、お尋ねになるのがよろしいかと存じます。
ラベル:中学受験
posted by 華岡依音 at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月08日

このやり方、間違っているんじゃないか?と、お思いの方に。

だれかと新しく関係を築いていくときに、
相手の過去を知りたがる人もいれば別に気にしない人もいますね。
相手の過去を知りたがる人のほうが多いのかな?
けれどその人の現在を注意深く観察して、
これから何をしようとしているのかについての発言に
じっと耳を傾ければ、
どうなるのかはなんとなく想像がつくし、
なによりも違うのは相手の人生に自分がかかわっていくということだと思うのです。


別に相手に変化を求めないのであればそれはそれでよいのです。
おそらく自分の姿を変えていくことになるのでしょうし、
それを楽しむ自分がいるのですから。


それまでの相手の生き方について自分との違いをいろいろ考えたとしても、
それが間違っているのかどうかまで考えるのは
それが自分の生き方であっても相手の生き方であっても
なんだか不遜な気がします。



その人の生き方を否定するところから関係を始めるというのは
どうなんだろう?


いままでの相手の生き方と自分の生き方が何かしらの化学反応を起こすような形をとれれば
よいのではないでしょうか。






どんなに間違った考えだと思えるのだとしても
その考えに基づいて生きている。
その人のありかたを大切にするところから

お勉強を始めて生きたいと思います。
posted by 華岡依音 at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれなるままに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月25日

赤点?加点?発火点?

夏休みももうすぐ終わります。
受験生の皆さん、受験生のまわりの大人の皆さん、
受験生の彼もしくは彼女は、何を手に入れましたか?

手に入れられなかったものもあったでしょう。
すべての計画を思い通りにこなすというのは難しいものです。
もっともよい計画は、その仕事が終わった後でできるものであることはままあること。
無理をしてみたり、帳尻合わせをしてみたり、けんかになったり、疲れてみたり。
いろいろなことがありつつも、
大切なことは、体が健康であることです。
そして心も健康であれば、何の問題もない。

思うとおりに計画が進められなかったことで、9月以降に苦しい思いをするであろうことが、周りの方から見て予想のついている、そんなお子さんもおいでかもしれません。確かに大人の目から見るとできていることよりもできていないことのほうが目だって見えるでしょう。
けれども大人の目からどんなに怠け者に見えたお子さんでも、夏休みが始まる前から明らかに後退しているお子さんはいないはずです。他の方と比べると劣っているようでも、お子さんの中で前に進まなかったわけではないのです。

大人の視線で赤点をつけて、大人の心の中で発火点を越えて、かっかきたとしても、お子さんの心との温度差は広がるばかり。

お子さんがこの夏休みの間にできるようになったことを書き出してみませんか?
そのできるようになったこと、したことをすべて把握して、それらが終わっていない部分を秋以降に埋めていくのです。それ以外に道はないのですから。

夏にできたものが多いからといって、秋にすることがなくなるわけではないし、夏にできたものが少なければ、秋に何もできなくなるわけではありません。総量の差は生まれますが、それは夏だから、秋だからというわけではなく、ある目的を達成するためには時期はどうであれそのための準備は必要であるということ。

心がまえは大切です。その心を発揮できるかどうかは、下準備の質と量にかかっています。着実な下準備が心のつよいジャンプ台になり、高く飛ばせる踏み切り台になるのです。

今理想の形で勉強が進められていなくても、今一つでも二つでも進められたものが何であったのかをはっきりさせていきましょう。それが見えないときに大人の心は発火するのだと思います。

こんなに暑いときだから、クリアーな頭で、お子さんの評価を加点法でしてみる。そして直近の模擬試験に向けてどうしても足りないものがあれば、そこに最後の一週間なり十日なりをかけていくのが、けんかをするよりも、実のある時間の使い方だと思うのです。

何かのヒントが、隠れているかも?
拙書です。↓



ラベル:中学受験
posted by 華岡依音 at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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